ゲーミングpcは1tbじゃ足りない?容量不足を解決する内蔵ssdおすすめ比較ガイド

ゲーミングpcは1tbじゃ足りないって思ったこと、私も正直あります。遊びたいゲームをいくつも入れていたら、気づけば容量が真っ赤に…。

この記事では「ゲーミングpcは1tbじゃ足りない」と感じる理由や、SSDの選び方・増設の工夫まで、実体験を交えて解説します。読んだあとには“自分に合った容量対策”がきっと見えてきますよ。

この記事を読んでわかること
  • 1tbじゃ足りないと感じる場面とゲーム容量の現状
  • 内蔵ssdのおすすめモデルと選び方のポイント
  • 1tbのおすすめストレージ構成と実例
  • 2tbは本当に必要?ゲーミングPCの容量選びの注意点
目次

ゲーミングpcは1tbじゃ足りない?容量不足を感じる理由と最新ゲーム事情

近年の大作ゲームは1本で100GBを超えるものも多く、1TBではすぐに限界に達するのが現状です。実際にSteam統計でも、保存容量の不足を訴えるユーザーが年々増えています。

  • 1tbじゃ足りないと感じるのはどんな場面か【ゲーム容量の現状】
  • 内蔵ssdのおすすめ
  • 1tbのおすすめストレージ構成
  • 2tbは本当に必要?大容量ゲーミングPCのメリットと注意点
  • 実際に1tbで遊んでいるユーザーの声|足りる人・足りない人の違い

1tbじゃ足りないと感じるのはどんな場面か【ゲーム容量の現状】

近年、PCゲームの容量は急速に増加しており、1本あたり100GBを超えるタイトルも珍しくありません。

たとえば、2023年には『Star Wars Jedi: Survivor』(約130 GB)、『Forspoken』(約120 GB)、『Redfall』(約100 GB)など、大型AAAタイトルが多数登場しました。

ゲーム全体でもファイルサイズの平均は80 GBにまで達しており、かつての11 GBという平均値からは想像もつかないほど増えています。

Steamの6月2025年のハードウェア調査によると、ユーザーの約23%がゲーム追加に必要な「空きストレージが100〜249GB」と回答。

さらに約22%が250〜499GB、そして実に「1TB以上の空き容量がある」と答えたのはわずか約17%にすぎません。

これらの結果から、多くのゲーマーが1TBという容量でも実質的にはすぐに限界に達してしまうことが見て取れます 。

内蔵ssdのおすすめ

引用

ストレージ市場では、PCIe 4.0 NVMe SSDが主流となり、価格性能比に優れたモデルが数多く登場しています。

「ゲーミングPCには高速で信頼性の高い内蔵SSDが不可欠だ」とする専門家による検証により、以下のモデルが特に高評価を得ています。

  • Samsung 990 Pro
    PCIe 4.0規格で最大読込速度7,450 MB/sを誇り、PCおよびPS5の両方に対応する高性能モデルです。総合的な性能評価で非常に高い評価を受けています。
  • Crucial T705
    世界トップクラスの読書構成性能を持つPCIe 5.0 SSD。最大14.5 GB/sの高速転送が可能で、将来性重視や“最高速度を追い求める”ユーザー向けです。
  • WD Black SN850X
    PCIe 4.0 SSDとして、読込最大7,300 MB/s、書込最大6,600 MB/sの爆速性能を誇り、コスパと速度のバランスに優れたゲーミング向けの定番モデルです。
  • WD Black SN7100
    パフォーマンスと価格のバランスに優れ、ゲーミング用途では最も推奨されるモデルとPC Gamerでも評価されています。「コスパ&安心感重視」のゲーマーに最適です。
  • Biwin Black Opal NV7400
    PCIe 4.0対応のEconoモデルとして注目。2TBで約120ドル(1GBあたり僅か6セント)という圧倒的なコスパに加え、耐久性(TBW:2,000)や温度管理(最大48℃)も優秀とされます。特にPS5にも適した仕様です。

1tbのおすすめストレージ構成

近年のゲーミング環境では、性能と容量を両立するストレージ構成が重要視されています。多くの専門家やゲーマーが口を揃えて推奨するのは、OS/主要アプリとゲームを分けて配置するマルチドライブ構成です。

コンパクトかつ効率的な構成例

Windowsや主要アプリは500GB前後の高速NVMe SSDへ、ゲームは残りを1TBのNVMeまたはSATA SSDに割り当てる構成が理想的です。

この方式なら、OS領域のパフォーマンスに影響を与えず、ゲームライブラリの拡張にも柔軟に対応できます。

またよりシンプルに、1TB NVMe SSDにWindowsとゲームをまとめて入れる構成も一般的です。複数ドライブ管理が面倒なユーザーや、予算を抑えたいユーザーには有効な選択肢です。

パフォーマンス重視なら…

Tom’s Hardwareの2025年7月記事では、PCIe 4.0対応のSamsung 990 Proが「最適なゲーム用SSD」として最高評価を受けています。

最高速度約7,450 MB/s(読み取り)/6,900 MB/s(書き込み)で、高速感を重視する方に最適な選択肢です。

SSD×HDDのハイブリッド構成もあり

常に速さを求めないゲームやアーカイブ用として、大容量HDDを使う構成も依然として一定の支持を得ています。

たとえば「よく使うゲームだけSSDに入れて、それ以外をHDDで保存する」方法は、費用対効果の高い選択です。

2tbは本当に必要?大容量ゲーミングPCのメリットと注意点

2TBと1TBのSSDを並べたストレージ

2tbは本当に必要?大容量ゲーミングPCのメリットと注意点は下記の通りです。

メリット:余裕ある保存容量と快適なゲーム体験の両立

  • 多彩なゲームライブラリに対応
    現代のAAAタイトルは1本あたり20GB〜100GBと大容量化が進んでおり、2TBのSSDなら複数のゲームを並行してインストール可能です。
  • 高性能ストレージとしての実用性
    Lexarによる比較では、2TB SSDは1TBと比べて安価なギガバイト単価と、書き込み性能の維持や耐久性の向上など、総合的に価値が高いとされています 。
  • 急速なロード・起動時間の改善
    SSDはHDDと比べて数十倍速い応答速度を提供し(最大100倍以上)、ゲームやOSの起動をスムーズにします 。さらに、容量の余裕があればゲームの自動更新や再インストールの頻度を減らせます。

注意点:コスト・冷却・実際の使用状況を見極める

  • 価格負担が大きい点
    SSDは大容量になるほど容量単価も高くなります。特に2TB以上のモデルを選ぶ際には、「必要な容量」と「予算」を慎重に見極める必要があります 。
  • 冷却設計や寿命の念頭に
    高性能SSD(特にNVMe)は発熱しやすい傾向があり、熱によるサーマルスロットリング(速度低下)や寿命への影響が懸念されます。ヒートシンク付きモデルや、冷却対策のあるPC構成を推奨します。
  • 容量管理が必要になる場合も
    すべてのゲーマーにとって2TBが“必要”とは限りません。多くのゲームを定期的に整理するライト〜ミドルユーザーであれば、1TBでも十分という意見もあります。

▼2TB必要かと悩む方は詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
ゲーミングpcで2tbは必要か?ストレージ容量の選び方と後悔しない判断基準

実際に1tbで遊んでいるユーザーの声|足りる人・足りない人の違い

実際に1tbで遊んでいるユーザーの声の声は以下の通りです。

実際の声から見る“足りない派”

  • Yahoo!知恵袋では、「ヘビーユーザーなら1TBでは足りなくなる。2TB以上推奨」という、経験にもとづいた回答が複数見られます。
    特に「システムドライブの空きを50%程度確保」「ゲーム専用ドライブを2TB以上用意」など、寿命や快適性を意識したアドバイスもあり、技術的裏付けも豊富です。
  • note の執筆者による指摘では、「OSやその他アプリが容量を占有するため、1TBでもゲームに使える領域は500GBを下回ることが普通」という現実的な課題を強調。
    特に大型グラフィックゲームが増加する中、数本インストールしただけで容量が圧迫されると警鐘を鳴らしています。

“足りる派”の声も存在

  • 同じく Yahoo!知恵袋では、「ゲームをプレイ後にアンインストールするなど工夫すれば、1TBでも十分に運用可能」といった、容量管理を工夫するユーザーからの前向きな声も見られます。
  • 「ノートPC(ゲーミングノートで1TB搭載)については今のところ十分。必要なら拡張も可能」とのコメントもあり、現状に満足しつつも将来的な拡張余地を残すバランス型のスタンスが伺えます。

▼ストレージ関連記事
ゲーミングpcの容量を空ける!足りない時の対処法|容量を増やす方法と減らす工夫を徹底解説

ゲーミングpcは1tbじゃ足りないの解決策と内蔵ssd おすすめ比較

容量不足は増設や換装で解決可能です。最新の内蔵SSDは安価で高性能になり、導入ハードルも下がっています。

  • 1tbで足りない場合の増設・換装方法の基本
  • 1tbおすすめSSDモデル|価格帯別に選ぶベストバイ
  • よくある質問

1tbで足りない場合の増設・換装方法の基本

容量不足を感じた際、一番手っ取り早いのが内蔵SSDの 増設 または 換装 です。

実際、M.2スロットに新しいSSDを「ポン付け」するだけで大幅に容量を確保できるケースもありますし、デスクトップならSATAケーブルで追加ストレージが気軽に増やせます。

増設後は、Windows上でフォーマットし「未割り当て領域」を割り当てることで、ストレージとして認識させられます 。

詳しい手順や、M.2・SATAの違い、必要機材、注意点については、以下の記事で初心者向けに分かりやすく解説していますので、ぜひ参考になさってください:

▼詳しい手順や、M.2・SATAの違い、必要機材、注意点については、以下の記事で初心者向けに分かりやすく解説しています。
【準備中】

おすすめSSDモデル|価格帯別に選ぶベストバイ

ゲーミング用途におけるSSD選びでは、性能と価格のバランスが鍵です。ここでは、価格帯別に注目モデルを厳選して紹介し、その特徴を明確に比較しています。

万人向けの王道モデル:「WD Black SN7100(PCIe 4.0)」

PC Gamer が2025年8月に発表した「ベストゲーミングSSD」ランキングにおいて、最高評価を獲得したモデルです。

読み書き速度(最大7,250 MB/s/6,900 MB/s)や4Kランダム性能が極めて優秀で、ゲーミングPCに必要な高速レスポンスを安定して提供します。さらに価格も比較的抑えられており、性能とコスパの両立に最適です。

低予算で性能重視:「EXCERIA PLUS G3(KIOXIA)」

BTOガイド「2025年版 おすすめSSD 10選」で“低予算おすすめ”とされたこのモデルは、最大読み込み5,000 MB/s、書き込み3,900 MB/sを実現しながら、1TBモデルが1万円台で購入可能というコスパの高さが魅力です。

国産NAND採用で信頼性も担保され、ゲームロードのストレスを抑えたいユーザーにぴったりです

安定運用向け SATAモデル:「Crucial MX500」

SATA接続を希望するゲーマーには、Crucial MX500が有力な選択肢です。最大560 MB/sの読み込み性能で、価格もリーズナブル。

豊富な容量ラインナップ(1TB〜4TB)や業界標準の5年保証も魅力で、セカンドドライブやゲーム倉庫として最適です。

ハイエンド志向向け:「Crucial T705(PCIe 5.0)」

TechRadar の「Fastest SSD of 2025」記事によると、Crucial T705はPCIe 5.0規格対応の最速SSDとして注目されており、最大読み書き速度はそれぞれ14,100 MB/sと12,600 MB/s。

将来的な高性能環境にも対応できるハイスペックモデルです。

スクロールできます
価格帯・目的おすすめモデル特徴
バランス重視WD Black SN7100ゲームロード重視・安定性能+コスパ最強
コスパ重視(安価)EXCERIA PLUS G3国産・高速・低価格
安定性・容量重視Crucial MX500SATA対応・容量選択幅・信頼性
最新世代で超高速性能Crucial T705PCIe 5.0対応・業界最高速

よくある質問

SSDを増設すると保証は切れますか?

多くのBTOパソコンでは、単純にSSDを増設しただけで保証が無効になることはありません。ただし、増設した部品に起因する故障は保証対象外となるケースがあるため、保証規定を事前に確認することが重要です。たとえば、パソコン工房ではパーツ増設での保証は継続されますが、増設したパーツが原因の不具合は対応外としています

SSDを増設したのに認識されません。どうすればいい?

SSDが認識されない場合は、まずBIOSでSSDが検出されているか確認し、次にWindowsの「ディスクの管理」で未割り当て領域を右クリックし、フォーマットやパーティションの割り当てを実施してください。エンクロージャー経由で接続した場合も、新しいボリュームを作成する必要があります。

ノートPCにもSSDを増設できますか?

はい、可能です。ただし機種によって増設可能かどうかが異なるため、まずは取扱説明書でM.2スロットやSATAスロットの有無を確認しましょう。静電気対策の上、パソコン内部へアクセスし、M.2スロットに差し込むだけで比較的簡単に増設できます

まとめ ゲーミングpcは1tbじゃ足りない?

ここまでの内容を簡単にまとめると、やっぱり1TBのストレージは今のゲーミング環境だと余裕がない場面が多いんですよね。

私自身も昔は「1TBあれば大丈夫だろう」と思っていましたが、AAAタイトルを3~4本入れただけで一気に残量が減って焦った経験があります。結局、内蔵SSDを増設してやっと落ち着いたというのが正直なところです。

ゲームの容量が年々増えているのは事実ですし、Steamの調査でも1TB以上の空きがある人は少数派。そう考えると、最初から2TBを検討する人が増えているのも納得です。

もちろん、遊び終わったゲームをアンインストールするスタイルなら1TBでも何とかやりくりできます。ただ、配信や動画編集も兼ねる人や、ライブラリを整理したくない人には1TBは物足りなく感じやすいと思います。

ポイントを絞ると以下の通りです。

  • AAAタイトルは1本で100GB超えが普通で、1TBはすぐ埋まる
  • 内蔵SSDの増設・換装は難しくなく、コスパ改善にもつながる
  • 500GB+1TBなど、複数ドライブでの役割分担が効率的
  • 2TB以上は快適だが、コストや冷却対策も意識する必要がある
  • 遊び方次第で「足りる人」と「足りない人」に分かれる

最終的には、自分のプレイスタイルと予算に合わせて容量を選ぶのが一番安心です。私の感覚としては、快適さを重視するなら2TB、節約しつつ工夫するなら1TBといったところでしょうか。

容量に悩んでいる方は、まず「自分がどんな遊び方をしているか」を振り返ってみると答えが見えてくるはずです。

参照元

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この記事を書いた人

「ゲーミングPCナビ」編集長です。

PC歴10年以上・自作歴5年以上。PCやパーツを実際に検証・レビューしてきました。

「初心者でもわかりやすく、本当に信頼できる情報」をモットーに運営しています。

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