ゲーミングpcは8gbで足りる?実際のプレイ体験からわかる快適さの基準

正直「ゲーミングpcは8gbで足りるのかな?」って不安になりますよね。僕も昔8GBで遊んでみて「意外と動くけど限界もあるな」と感じました。

この記事ではゲーミングpcは8gbで足りるかどうかを実体験やデータをもとに解説し、迷いをスッキリ整理できます。読めば後悔しない選び方がきっと見えてきますよ。

この記事を読んでわかること
  • 8gbで足りる? 実際にプレイした体験や専門家の解説でリアルな快適度を紹介
  • できるゲームの種類と推奨スペック 人気タイトルごとの動作目安がひと目でわかる
  • メモリ不足の症状 ラグやFPS低下など具体的なトラブル例を知って対策できる
  • 費用対効果とアップグレードの考え方 8gbと16gb以上の違いをわかりやすく比較
目次

ゲーミングpcは8gbで足りる?実際の使用感と基本的な判断基準

引用

最新ゲームや普段使いで8gbメモリがどこまで快適に動作するのか、具体的な実例を交えて解説します。
調査やユーザーの声から、8gbが「最低限の基準」とされる背景も紹介します。

  • 8gbで足りる?
  • できるゲームの種類と推奨スペック
  • メモリ不足が起きたときに現れる症状とパフォーマンス低下の実態

8gbで足りる?

ゲーミングPCにおける8GBのメモリは「最低限のスタートライン」ではありますが、快適さを求めるなら十分とは言えません。

一般的に、8GBは古いゲームや軽いタイトルであれば動作しますが、最新ゲームやバックグラウンドのアプリ処理を加えると性能が不足しがちです。

NECの解説でも「近年公開されているゲームの多くが必要スペックとして8GBを設定しているが、マルチタスク環境では力不足の可能性がある」とされています。

海外の調査でも、8GBはカジュアルなゲーマーには“良い出発点”である一方、多くの現代ゲームで高品質設定では厳しいという点が指摘されています。

日本の現状でも、ログイテックのコラムでは「8GB×1枚よりも2枚挿し(デュアルチャンネル)のほうが性能に優れる」とメモリ構成にも着目しつつ、パソコン処分系メディアでは「Windows OSだけで約4GBを占有し、残り4GBでゲームと他作業をまかなうのは厳しいため、16GB推奨」とされています。

できるゲームの種類と推奨スペック

最新のゲームタイトルの多くは、8 GBメモリを必要最低ラインとしているゲームも存在しますが、ジャンルや内容により動作の快適さは大きく異なります。

軽量なインディータイトルから比較的負荷のかからないe‑スポーツ系であれば8 GBでもプレイ可能ですが、3Dグラフィックが重いAAA級タイトルでは推奨スペックが16 GB以上とされることが一般的です。

  • インディー・軽量ゲーム系
    たとえば「Minecraft」や「Stardew Valley」「Terraria」「Fallout 3」など、軽量な2D〜シンプル3D表現のゲームでは、8 GBのRAMでも支障なく動作するケースが多いと実プレイヤーによる報告が複数存在します 。
  • e‑スポーツ・タイトな競技系
    「Fortnite」や「Valorant」など比較的軽めのe‑スポーツ系タイトルでは、8 GBでも動作するものの、バックグラウンドでDiscordや配信ソフトなどを同時に起動すると、動作の安定性が揺らぐ恐れがあります 。
  • モダンAAA級・高負荷ゲーム
    「Elden Ring」のような高精細3D表現や広大なオープンワールドを持つ最新タイトルでは、公式の推奨動作環境に16 GB以上の記載が多く、8 GBでは推奨以下となり、快適なプレイは難しいです 。
    例として「Star Wars Outlaws」では、最低でも16 GB(デュアルチャネル推奨)が求められており、8 GBではそもそも推奨環境を満たしません。
ゲーム/ジャンル必要スペック(公式)/推奨スペック
インディー・軽量ゲーム特に明示なし(軽量な動作)
e-スポーツ系(軽量タイトル)公式未定義/概ね8 GBだが、複数アプリ併用はやや厳しい
Elden Ring(MODERN AAA)最低:12 GB推奨:16 GB
SystemRequirementsLabも同様に16 GBを推奨

メモリ不足が起きたときに現れる症状とパフォーマンス低下の実態

ゲームのロード時間を示す画面のサムネイル画像

ゲーム中に8GBのメモリが限界に達すると、実際にはどのような症状が現れ、プレイ体験がどれほど影響を受けるのかを、具体的な検証結果や専門家の分析とともに解説します。

重いロード時間・ラグやカクつき(スタッタリング)

RAMが不足して80〜90%以上の使用率になると、OSはストレージ上の仮想メモリ(ページファイル)に切り替える必要があり、これが原因でラグやフリーズが頻発します。

これはタスクマネージャーでRAM使用率が高い場合、8GBから16GBに増設するだけでスタッタリングが消えるケースがあることからも明らかです 。

FPSドロップ・一時停止

実プレイでは、RAM使用率が飽和するとゲームパフォーマンスが大きく落ち、「60fps→20fps」のように急激なFPS低下や一時停止を引き起こす報告もあります 。

低応答性・操作遅延

マウスのクリックやキー入力への反応が遅れる、アニメーションや画面切り替えがカクつくなど、操作の瞬間に違和感が生じることが多くなります。

これらは、システムがRAMとストレージ間で頻繁にスワッピングすることで発生します

アプリが突然クラッシュ・「メモリ不足」警告表示

ブラウザでは「Aw, Snap! Out of memory」などのエラーメッセージが出たり、ゲームやアプリが突然クラッシュすることがあります。これはシステムが必要なメモリを割り当てられなくなる典型的な症状です 。

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ゲーミングpcは8gbで足りるかを見極めるポイントと選び方のヒント

これからゲーミングpcを検討する人向けに、8gbの限界とアップグレードを見据えた選び方を紹介します。
専門家レビューやベンチマークデータを交えて、初心者でも理解しやすく整理しました。

  • 将来のアップグレードを見据えたメモリ選択の考え方
  • 8gbと16gb以上の違いを比較したときの費用対効果
  • よくある質問とその答え

将来のアップグレードを見据えたメモリ選択の考え方

ゲーミングPCを長く使うためには、現状の性能だけでなく将来的な増設・互換性も見据えたメモリ選びが重要です。

たとえば、初期構成で16 GB(8 GB×2枚)を採用すれば、デュアルチャネルによる性能向上が得られるうえに、空きスロットを残すことで将来の増設が容易になります。

また、後から増設する際には、マザーボードの対応するメモリ規格(DDR4/DDR5)や、デュアルチャネル動作が可能かどうかをしっかり確認することが不可欠です。

特にDDR5では、異なるPMIC(電源管理IC)を持つメモリを混在させることで動作不良や故障のリスクが高まるため、基本的には同一キットでの追加・交換が安全です。

さらに、スロットに余裕を持たせた上での増設にはコスト的なメリットもあります。

BTOや自作に慣れている人にとって、最初は安めの構成で始め、後から必要に応じて増設するほうが、予算を抑えつつ長期的に性能アップできる柔軟な選択です

8gbと16gb以上の違いを比較したときの費用対効果

ゲーミング用途において、8GBと16GBのRAMの差は「価格に対する快適性」の観点から見ても非常に重要です。日本国内の情報を中心に、コスパの観点でわかりやすく比較します。

まず価格差ですが、8GBから16GBへ増設した際の価格差は 数千円程度 とされています(2025年3月時点)。これは、コスト的に大きな負担とはなりにくい範囲です。

次に性能面です。mouse LABOによると、8GBではプレイできるゲームが限定される一方、16GBなら幅広いゲームが快適に動作するとされ、現在の標準的な選択肢とされています。さらに、32GBはさらに高負荷タイトルにも対応可能です。

日常的な用途に関しては、「2025年現在、ノートPCを買うなら16GBが標準」「8GBは限定的な用途にのみ適する」とされており、コストを抑えつつも将来を見据えた選択として16GBが推奨されています。

また、PCの作業机に例えるnote記事(2025年版完全ガイド)では、「迷ったら16GBを選べばOK。性能と価格のベストバランス」と強調されています。

一方で、パフォーマンス差が小さいケースもあります。たとえば、gamingpcs.jpのデータでは、メモリ16GB(デュアルチャネル)と8GBとの処理性能差は 4%未満 という測定結果があり、用途次第ではコスト増の恩恵が限定的な場合もあると示唆されています。

よくある質問とその答え

ゲーミングPC用メモリが8GBでもゲームできますか?

はい、軽量なタイトルなら可能ですが、快適性を求めるなら16GBが安心です。
「8GBは古いゲームや軽いゲームなら動作するが、最新タイトルや複数アプリと同時使用では不足の可能性が高い」ことがCFDの解説からも明言されています。さらに、NECでは「インターネットやボイスチャットなどを並行使用するなら少なくとも16GBの搭載がおすすめ」と記載されています

8GBと16GB、どちらが現実的な選択ですか?

2025年現在、多くのゲーミングPCで16GBが標準構成として採用されています。
Sycomも「現在のゲーミングPCは16GB以上が主流」と述べており、16GBあれば“ほとんどのゲームが快適にプレイ可能”としています 。mouse LABOも「16GBは幅広いゲームを快適にプレイできる容量」と評価しています

8GBだと本当に足りないのですか?

最新ゲームの快適動作には不足するケースが多く、OSやバックグラウンドアプリと併用で特に不足を感じる可能性があります。
Sycomによれば「8GBではメモリ不足に陥る可能性が高い」とされ、最新の高負荷ゲームやマルチタスク環境では動作のパフォーマンスに懸念があります 。また、パソコン処分系メディアでも「Windowsだけで約4GB消費されるため、8GB環境ではゲームが快適に動作しにくい」と指摘されています

まとめ ゲーミングpcは8gbで足りる?

ここまでの内容を簡単にまとめると、8GBは一応ゲームが動くけれど、安心して遊ぶには少し物足りないのが正直なところです。

僕自身も昔8GB環境で試したことがありますが、軽いタイトルなら問題なくても、最新の大作やアプリを並行するとすぐに限界を感じました。やっぱり「動く」と「快適に遊べる」は別物なんだな、と実感した経験です。

とくに最近のPCゲームは要求スペックが年々上がっているので、これから購入するなら16GBを最初から選ぶ方が気持ち的にも余裕があります。

ただ、最初のコストを少しでも抑えたい人や、遊ぶのが軽量タイトル中心なら、8GBで様子を見て将来アップグレードするのも十分アリだと思います。

ポイントを絞ると以下の通りです。

  • 8GBはライトゲームなら動くが、最新タイトルでは余裕がない
  • Windowsやアプリを並行すると残りメモリが不足しがちになる
  • 16GBあれば多くのゲームが快適に動き、安心感も高い
  • 将来の増設を考えるならスロット構成や規格の確認が大切
  • 投資額は数千円差なので、費用対効果は16GBのほうが高め

結局のところ、自分の遊び方や用途を見極めて「どのくらい余裕を持ちたいか」を考えるのが一番大事です。少なくとも僕は、余計なストレスを避けるためにも、今なら迷わず16GBを選びますね。

参照元

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この記事を書いた人

「ゲーミングPCナビ」編集長です。

PC歴10年以上・自作歴5年以上。PCやパーツを実際に検証・レビューしてきました。

「初心者でもわかりやすく、本当に信頼できる情報」をモットーに運営しています。

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