ゲーミングpcじゃなくてもゲームはできる?初心者でも安心の快適プレイ環境ガイド

ゲーミングPCを持っていなくて「これでもゲームできるの…?」と不安なあなた、安心してください。一見ハードルが高そうですが、ゲーミングpcじゃなくてもゲームができる可能性は十分にあります

この記事を読めば、あなたのPCで何ができるか、どこまで目指せるかが見えてきて、「じゃあ試してみようかな」と思ってもらえるはずです。

この記事を読んでわかること
  • ゲーミングpcじゃなくてもゲームはできる?という疑問への明確な答え
  • ゲーミングPCと一般PCの違いがシンプルに理解できる
  • マイクラはできる?Apexはできる?といった具体的なゲーム別の可否
  • 普通のPCをゲーミングPCにする方法はある?という実践的なアプローチ
目次

ゲーミングpcじゃなくてもゲームができる環境はある?初心者でも安心できる理由

ゲーミングPCを持っていなくても、多くの人が一般PCでゲームを楽しんでいます。必要な条件やゲームごとの特徴を理解すれば、初心者でも安心してプレイできます。

  • ゲーミングpcじゃなくてもゲームはできる?
  • ゲーミングPCと一般PCの違いは?
  • マイクラはできる?
  • apexはできる?

ゲーミングpcじゃなくてもゲームはできる?

ゲーミングPCと普通のPCを前に悩んでいる人

多くの人が誤解しがちですが、「ゲーミングPCでなければどのゲームも無理」ということはありません。実際には、軽いゲームや動作が軽めのタイトルであれば、一般的なPCでも十分動かすことができます。

たとえば、Steamのゲームには「最低動作環境」と「推奨動作環境」が明記されており、これを満たしていれば、ゲーミングPCではないPCでも起動やプレイは可能です。

ただし、快適にプレイできるかどうかは、“どのゲームを選ぶか”や“設定”次第で大きく変わります。動作が重たいゲームは描画処理(グラフィックス性能)が求められるため、そうしたタイトルではスペック不足でカクつくこともあります。

ゲーミングPCと一般PCの違いは?

ゲーミングPCは、ゲームを快適に動かすために「重い映像処理」「高い連続稼働」に対応できる仕様が備わっており、一般PCは日常用途(文書作成・ネット閲覧など)に最適化された構成になっていることが多いです。

主な違いを、わかりやすく以下にまとめます。

スクロールできます
ゲーミングPCの特徴一般PCの特徴
グラフィック処理(GPU/グラボ)専用グラフィックボード(高性能GPU)を搭載し、3D映像を滑らかに描写できる CPU内蔵グラフィックス(iGPU)で映像処理を行うことが多く、負荷の高い3Dゲームには不向き
CPU性能・コア数高クロック/複数コア・スレッドで計算処理を速くこなせるモデルを使うことが多い用途が軽めなら省電力寄り・中性能モデルが多く、最新高負荷処理には余裕がないことも
メモリ容量16GB以上が標準の構成で、同時に複数の処理をしても余裕を持たせる設計 8GB前後で足りる場面が多く、重い処理をすると足りなくなることがある
冷却性能・通気設計高負荷時の熱を逃がすため、ケースファンや冷却機構(大型クーラー、水冷など)を強化している 発熱が比較的低い構成であること前提なので、冷却は標準的なファンや換気設計のみ
電源・安定性高性能部品を長時間稼働させるために、高出力で安定性のある電源ユニットを使う傾向あり消費電力が控えめなので、比較的低出力の電源でも対応できることが多い
価格構成部品が高価なため、一般PCに比べて価格が高くなる傾向性能を控えめにしてコストを抑えたモデルが多い
拡張性・カスタマイズ性パーツ交換や追加がしやすく、将来的な性能アップも視野に入れて設計されている拡張スロットや電源容量などが余裕を持たず、後からアップグレードしにくいことがある

マイクラはできる?

引用

マインクラフトは多くの一般PCでも遊べます。ただし「どのバージョンで」「どの設定で」「MODを使うかどうか」によって快適さに大きな違いが出ます。

マインクラフトには主にJava版統合版(Bedrock/Windows版など) の2種類があり、統合版の方が要求スペックはやや抑えめです。

公式の 最低動作環境 を見ると、次のような仕様が挙げられています。

項目最低スペック例
CPUIntel Core i3-3210 相当、または AMD A8-7600 APU 等
メモリ4 GB
GPU(グラフィックス)Intel HD Graphics 4000、または同等の統合 GPU や古めのグラボ
ストレージゲーム本体やワールドデータ用に数 GB(SSDだとロードが速い)

この最低スペックを満たしていれば、マイクラは“動かすこと”は可能です。ただし、描画距離を短くしたり、影(シェーダー)や高度なMODをオフにしたりしないと、ワールドが広がるほど重くなったりカクついたりすることがあります。

特にMODを複数導入すると、一気に負荷が高くなるため、より高性能なPCやグラフィックボードが求められるようになります。

▼マイクラについて詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
ゲーミングpc5万以下でマイクラ対応のおすすめ|コスパ最強モデルの作り方と入れ方ガイド

apexはできる?

引用

残念ながら、一般的な低スペックPCで 快適にプレイするのはかなり厳しいゲームです。ただし “動かす” こと自体は条件を満たせば可能です。

Apex Legends の公式な 最低動作環境 を見ると、以下のような仕様が挙げられています:

  • OS:64bit Windows 10
  • CPU:Intel Core i3-6300(3.8GHz)または AMD FX-4350
  • メモリ:6 GB
  • GPU:NVIDIA GTX 950 または AMD Radeon HD 7790(VRAM 2GB)
  • 必要空き容量:75 GB 以上

この “最低ライン” を下回るPCだと、起動すらできなかったり、画面が極端にカクついたり、操作入力の遅延が目立ったりします。

▼apexについて詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
【準備中】

ゲーミングpcじゃなくてもゲームができる方法とおすすめ活用術

高性能なゲーミングPCがなくても、クラウドゲームや設定調整を活用することで、多様なタイトルを快適に楽しむことが可能です。初心者でも始めやすい工夫を紹介します。

  • 普通のPCでできるゲーム一覧|実際に遊べるタイトルを紹介
  • 普通のPCをゲーミングPCにする方法はある?
  • よくある質問|初心者が気になる不安や疑問に回答

普通のPCでできるゲーム一覧|実際に遊べるタイトルを紹介

一般的なPC(高性能ゲーミング仕様でないもの)でも動きやすい、軽め~中程度の負荷で遊べるゲームをいくつか紹介します。ジャンルも多様なので、自分の好みに合ったタイトルが見つかるかもしれません。

軽め・インディー系・2Dゲーム

  • Undertale ― ドット絵のRPGで、処理負荷が非常に低く、多くのPCで快適に動作します。
  • Stardew Valley ― 農業・生活シミュレーション。グラフィックが軽いため、多くの一般PCでも問題なく動作します。
  • Terraria ― 2Dサンドボックス系ゲーム。描画がシンプルなため、低スペックPCでも十分プレイ可能。
  • Vampire Survivors ― シンプルだけれど中毒性の高いアクション。処理が軽めなので、一般PCで遊ぶのに適しています。

オンライン・マルチプレイ系(比較的低負荷なもの)

  • Among Us ― 容量も軽く、通信負荷も比較的小さいため、普通のPCでも快適に遊べる傾向があります。
  • Overcooked! 2 ― 協力型クッキングゲーム。2D~擬似3D表現で負荷が低めなので、一般PCでも対応しやすいです。
  • League of Legends ― 人気のMOBAで、軽めの負荷設定でも動作させやすいタイトルの一つ。

やや負荷が高め / 画質調整で遊べるもの

  • Minecraft ― 統合版なら比較的軽めに動かせます。描画距離や影MODを減らせば一般PCでも遊びやすくなります。
  • 黒い砂漠(Black Desert) ― MMOですが、低画質設定やグラフィック調整を行えば、軽めのPCでも遊べる可能性があります。
  • RAID: Shadow Legends ― 比較的軽めのRPG。グラフィックが派手な面はありますが、負荷を抑えた設定なら対応可能。

普通のPCをゲーミングPCにする方法はある?

はい、可能性はあります。ただし「どこまで快適にしたいか」によって、かける手間とコストが変わります。以下に、一般的なPCをゲーミング用途に近づけるための具体的な手順と注意点を、わかりやすく説明します。

① まず確認:現在のPCで何が足りないかを知る

CPU、メモリ、ストレージ、電源ユニット、ケースの空きスペースなど、ハードウェア構成をチェック

特に「グラフィックカード(GPU)がない、または性能が低い」ことが足を引っ張る主な要因です(多くの”普通PC”は、内蔵グラフィックのみ)

また、ケースの物理スペースや電源の出力(ワット数)が、後からパーツを増設できるかどうかの鍵になります

② グラフィックカードを追加・交換する

最も効果が大きい改良点で、GPUを新たに搭載することで 3D 性能は飛躍的に上がります

選ぶ際のポイント👇

  • PC の PCI Express スロットが使えるか
  • 電源ユニットがその GPU の推奨出力を満たしているか
  • GPU の物理サイズ(長さ・厚み)がケースに収まるか

古い PC を使うなら、コストパフォーマンスのよいモデル(たとえば GTX 1650 相当など)が候補になることが多いです

③ 電源ユニット(PSU)を強化する

新しい GPU を動かすには、電力供給の余裕が必要です

古い PC の電源は低出力(たとえば 300〜400W)であることが多く、これでは GPU を支えきれないことがあります

安定性のある 550W 〜 650W クラスの 80 PLUS 認証付き電源を選ぶと安心です

④ メモリ・ストレージの強化

メモリは 16GB に増設することで、多くのゲームで快適性が上がります

ストレージは HDD だけの場合、SSD(特に NVMe)に変えることで、読み込み時間や起動速度が大幅に改善します

⑤ CPU・マザーボードの改良(必要なら)

ゲームの処理が重い場合は CPU もボトルネックになる可能性があります

ただし、CPU を交換するには、マザーボードのソケット互換性・チップセット対応を確認する必要があります

CPU を交換するなら、冷却性能(CPUクーラー)も合わせて見直すべきです

▼GPU・CPUについて詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
ゲーミングPCgpuの目安|温度管理のコツとgpuなし構成の注意点
ゲーミングpcのcpuとグラボの優先順位で迷う人必見|フルHDと4Kのグラボの目安から賢い選び方を紹介

⑥ ソフト設定などで最適化を図る

ドライバー更新:GPU を追加したら最新ドライバーを入れる

OS・ゲーム内の設定変更:解像度を下げる、影やエフェクトをオフにするなどで負荷を抑える

不要なバックグラウンドアプリを停止する

注意点・限界

  • ノートPC やスリム型 PC は内部スペースや冷却構造の制約が多く、GPU 増設が物理的に難しい場合があります
  • 増設コストが高くなりすぎると、新しくゲーミング PC を買った方が割安になることもよく言われています
  • 改造・増設には静電気対策や取り付け手順の理解が必要なので、無理せず専門店のサポートを検討するのも手です

よくある質問|初心者が気になる不安や疑問に回答

ゲーミングpcじゃなくても ゲーム できるか不安なんですが、実際はどうですか?

はい、できます。重くないゲームや低グラフィック設定で遊べば、多くの一般PCでも動作します。ただし、高画質や最新の3Dゲームではスペック不足でカクつくことがあります。

画面がカクカクしたときはどうすればいい?

解像度(画面のきめ細かさ)を下げたり、影・エフェクトをオフにしたり、描画距離を短くする設定にすれば改善されることが多いです。

パーツ交換って難しくないですか?壊したりしない?

初めてだと怖いですが、静電気対策をしっかりして、マニュアル通りに丁寧に行えば大丈夫です。もし不安なら専門店でやってもらう選択肢もあります。

まとめ  ゲーミングpcじゃなくてもゲームはできる

ここまでの内容を簡単にまとめると、ゲーミングPCがなくても遊べるゲームは想像以上に多いんです。

ポイントを絞ると以下の通りです。

  • 軽いゲームや設定を工夫すれば、ゲーミングpcじゃなくてもゲーム できる
  • ゲーミングPCと一般PCの違いはGPUや冷却性能などの部分が大きい
  • マイクラの統合版は軽めで、多くのPCで快適に遊べる可能性が高い
  • Apexは最低環境を満たせば動くが、快適に遊ぶには工夫が欠かせない
  • 普通のPCでも、増設やクラウドゲームを活用すれば選択肢は広がる

こうして整理してみると、「ハードルが高そう」と思っていた壁が少し低く感じられるはずです。スペック不足が心配でも、ちょっとした調整や工夫で遊べる幅は確実に広がります。まずは手元のPCで挑戦してみて、「意外と動くな」と体感できれば、それが次のステップにつながる大きな自信になります。

参照元

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「ゲーミングPCナビ」編集長です。

PC歴10年以上・自作歴5年以上。PCやパーツを実際に検証・レビューしてきました。

「初心者でもわかりやすく、本当に信頼できる情報」をモットーに運営しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次