ゲーミングpcにブルートゥースは後付けできる?方法とおすすめアダプタを解説

ゲーミングpcにブルートゥース後付けってどうやるの?と悩む方は少なくありません。

この記事では、ゲーミングpcにブルートゥース後付けの方法や選び方、安全性まで初心者にもわかりやすく解説します。

配線が苦手でも安心の内容なので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • bluetoothがないゲーミングPCは珍しくない?搭載状況の実態とは
  • ブルートゥース後付けができるって本当?仕組みと対応条件を解説
  • 後付け・内蔵との違いは?内蔵型Bluetoothのメリット・デメリット
  • 後付け方法を徹底解説|初心者でも簡単にできる手順と必要なもの
目次

ゲーミングpcにブルートゥース後付けは可能?対応可否と基本の知識

ゲーミングPCにはBluetoothが付いていないことも多くあります。

そんなときは「後付け」で簡単に対応できるんです。

  • bluetoothがないゲーミングPCは珍しくない?搭載状況の実態とは
  • ブルートゥース後付けができるって本当?仕組みと対応条件を解説
  • 後付け・内蔵との違いは?内蔵型Bluetoothのメリット・デメリット
  • 後付け方法を徹底解説|初心者でも簡単にできる手順と必要なもの

bluetoothがないゲーミングPCは珍しくない?搭載状況の実態とは

ゲーミングPC、特にデスクトップ型では、
Bluetooth機能が標準で搭載されていないモデルが多く存在します。

これは、ゲーミングPCが高性能なグラフィックや処理能力を重視して設計されるため、無線通信機能が省略されることがあるためです。

Bluetooth機能の有無は、製品の仕様書やデバイスマネージャーで確認できます。

ブルートゥース後付けができるって本当?仕組みと対応条件を解説

Bluetooth機能が搭載されていないゲーミングPCでも、USB Bluetoothアダプタを使用することで簡単に後付けが可能です。

このアダプタは、USBポートに差し込むだけでBluetooth機能を追加できる小型のデバイスで、特別な技術や複雑な設定は不要です。多くの製品は、Windows 10や11などの主要なオペレーティングシステムに対応しており、ドライバの自動インストールにも対応しています。

引用:https://www.sanwa.co.jp/product/cable/howto/usb.html

Bluetoothアダプタは、USB 2.0または3.0ポートに対応していますが、USB 3.0ポートは2.4GHz帯の無線干渉を引き起こす可能性があるため、USB 2.0ポートへの接続が推奨される場合があります。

アダプタの選択に際しては、Bluetoothのバージョン(例:5.0や5.3)や対応プロファイル(HID、A2DP、BLEなど)を確認することが重要です。これにより、ワイヤレスマウス、キーボード、ヘッドセットなどの周辺機器との互換性が確保されます。

また、アダプタの通信範囲やデータ転送速度も製品によって異なるため、使用目的に応じて適切な製品を選ぶことが求められます。

Bluetoothアダプタを使用することで、ゲーミングPCでもワイヤレス接続の利便性を享受でき、ケーブルの煩わしさから解放されます。手軽に導入できるため、初めての方にもおすすめの方法です。

後付け・内蔵との違いは?内蔵型Bluetoothのメリット・デメリット

Bluetooth機能をゲーミングPCに追加する方法には、後付けと内蔵の2つがあります。それぞれにメリットとデメリットが存在し、用途や環境に応じて選択が必要です。

後付け(USBアダプタ)
USBポートに挿すだけでBluetooth機能を追加できる手軽な方法です。価格も手頃で、初心者でも簡単に導入できます。
ただし、USBポートを1つ使用するため、ポート数に余裕がない場合は注意が必要です。また、アダプタが小型なため、紛失しやすい点もデメリットといえます。

内蔵(拡張カードやマザーボード)
PC内部にBluetooth機能を組み込む方法で、外観がすっきりし、USBポートを占有しません。
拡張カードを使用する場合は、PCIeスロットに取り付ける必要があり、ある程度の知識と作業が求められます。また、マザーボードにBluetooth機能が内蔵されているモデルもありますが、価格が高めになる傾向があります。

スクロールできます
項目後付け(USBアダプタ)内蔵(拡張カード・マザーボード)
設置の手軽さ◎ USBポートに挿すだけで即使用可能△ 分解・取り付け作業が必要(PCIeスロット使用など)
初心者向けかどうか◎ 非常にわかりやすく、設定不要の製品も多い△ PC内部の知識や作業に慣れている人向け
外観のスマートさ△ USB端子が外に出る◎ ケース内に収まり、見た目がすっきり
USBポートの使用△ 1つ占有される◎ 占有なし(内部接続)
紛失リスク△ 小型なためなくしやすい◎ 内部設置のため紛失の心配なし
価格帯◎ 安価(1000円前後〜)△ 高め(拡張カード数千円、内蔵MBは高額)
対応範囲・性能○ 製品により通信距離や転送速度に差あり◎ 高性能モデルが多く安定性に優れる

選択の際は、使用目的や設置環境、予算を考慮して、自分に合った方法を選ぶことが重要です。手軽さを求めるなら後付け、見た目やポートの節約を重視するなら内蔵が適しています。

後付け方法を徹底解説|初心者でも簡単にできる手順と必要なもの

ゲーミングPCにBluetooth機能を後付けする方法は、初心者でも簡単に実行できます。以下に、必要なものと手順を詳しく解説します。

必要なもの

  • USB BluetoothアダプタBluetooth 5.0以上に対応した製品がおすすめです。例として、TP-Link UB500などが挙げられます。
  • 対応OS:Windows 10または11が推奨されます。

手順

  1. アダプタの接続:USBポートにBluetoothアダプタを差し込みます。
  2. ドライバのインストール:多くの場合、Windowsが自動でドライバをインストールします。インストールが始まらない場合は、アダプタの製造元のウェブサイトから最新のドライバをダウンロードしてください。
  3. Bluetoothの有効化:「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」でBluetoothをオンにします。
  4. デバイスのペアリング:「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を選択し、接続したいデバイスを選んでペアリングを完了します。

これらの手順を踏むことで、ゲーミングPCでもBluetooth機能を簡単に追加できます。ワイヤレスマウスやヘッドセットなどのBluetoothデバイスを快適に使用できるようになります。

ゲーミングpcにブルートゥース後付けに最適なアダプタと選び方ガイド

ゲーム用途なら「低遅延」「対応OS」「通信距離」も要チェックです。

適切なBluetoothアダプタを選ぶことで快適性が大きく変わります。

  • 後付けおすすめアダプタ5選|性能・価格・対応OSを比較
  • bluetoothアダプタの低遅延モデルに注目!FPS・音ゲーに最適な理由
  • よくある質問|接続できないときの対処法や注意点をチェック

後付けおすすめアダプタ5選|性能・価格・対応OSを比較

ゲーミングPCにBluetooth機能を後付けする際、性能や価格、対応OSを考慮して最適なアダプタを選ぶことが重要です。以下に、信頼性が高く評価されているおすすめのBluetoothアダプタを5つご紹介します。

1. TP-Link UB500

  • Bluetoothバージョン:5.0
  • 対応OS:Windows 11/10/8.1/7
  • 特徴:最大7台のデバイスと同時接続可能で、安定した通信を提供します。コンパクトなデザインで、USBポートに差し込むだけの簡単接続が魅力です。

2. エレコム LBT-UAN06C2/EC Bluetooth 5.3 USBアダプタ

  • 価格:約1,275円(Amazon)
  • 対応OS:Windows 11/10/8.1
  • 特徴:最新のBluetooth 5.3対応で、省電力かつ安定した接続を実現。

3. UGREEN Bluetooth 5.4 USBアダプタ

  • 価格:約1,599円(Amazon)
  • 対応OS:Windows 11/10/8.1
  • 特徴:最新のBluetooth 5.4対応で、長距離通信と高速データ転送が可能。

4. アイ・オー・データ USB-BT50LE Bluetooth 5.0 USBアダプタ

  • 価格:約2,061円(楽天市場)
  • 対応OS:Windows 11/10/8.1/7
  • 特徴:日本メーカー製で信頼性が高く、Class1対応で最大通信距離100m。

5. サンワサプライ MM-BTUD47 Bluetooth 5.0 USBアダプタ

  • 価格:約2,580円(楽天市場)
  • 対応OS:Windows 11/10/8.1/7
  • 特徴:Class1対応で最大通信距離100m。21種類のプロファイルに対応し、幅広いデバイスと接続可能。
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商品名価格(目安)対応OS特徴・ポイント
TP-Link UB500約1,320円Windows 11/10/8.1/7超小型、最大20m、最大7台接続、Bluetooth 5.0対応
エレコム LBT-UAN06C2/EC約1,275円Windows 11/10/8.1最新Bluetooth 5.3、省電力で安定接続
UGREEN Bluetooth 5.4 アダプタ約1,599円Windows 11/10/8.1Bluetooth 5.4、高速通信・長距離対応
アイ・オー・データ USB-BT50LE約2,061円Windows 11/10/8.1/7Class1、最大100m通信、日本メーカー製で信頼性高い
サンワサプライ MM-BTUD47約2,580円Windows 11/10/8.1/7Class1、最大100m、21種類のプロファイル対応

これらのアダプタは、それぞれ特長があり、使用目的や環境に応じて最適な選択が可能です。ゲーミングPCでのBluetooth機能の後付けを検討されている方は、上記の情報を参考に、自身のニーズに合ったアダプタを選んでみてください。

bluetoothアダプタの低遅延モデルに注目!FPS・音ゲーに最適な理由

ゲーミングPCでのFPSや音楽ゲームにおいて、音声の遅延はプレイの精度や没入感に大きな影響を与えます。この問題を解決するためには、低遅延に対応したBluetoothアダプタの導入が効果的です。

一般的なBluetoothアダプタでは、音声と映像の同期にズレが生じることがあります。

しかし、aptX Low LatencyやLLAC(Low Latency Audio Codec)などの低遅延コーデックに対応したアダプタを使用することで、遅延を最小限に抑えることが可能です。

例えば、aptX Low Latencyは約32ミリ秒の遅延で音声を伝送でき、これは標準的なSBCコーデックの約170ミリ秒と比較して大幅に短縮されています 。

また、Bluetooth 5.3以降のバージョンでは、接続の安定性や省電力性が向上しており、ゲームプレイ中の音声遅延をさらに軽減することが期待できます。

ただし、これらのコーデックの効果を最大限に引き出すためには、アダプタだけでなく、接続するヘッドホンやイヤホンも同じコーデックに対応している必要があります。

低遅延Bluetoothアダプタの導入により、ワイヤレス環境でも快適なゲームプレイが実現できます。特に音声と映像の同期が重要なFPSや音楽ゲームをプレイする際には、低遅延対応のアダプタを選択することをおすすめします。

よくある質問|接続できないときの対処法や注意点をチェック

Bluetoothアダプタを使用しても接続できない場合、以下のQ&Aを参考に対処法を確認してください。

Bluetoothアダプタを接続してもPCが認識しません。どうすればよいですか?

アダプタを別のUSBポートに差し替えてみてください。また、デバイスマネージャーで「Bluetooth」が表示されているか確認し、表示されていない場合は、アダプタのドライバをメーカーの公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。

デバイスマネージャーに黄色い警告マークが表示されています。どう対処すればよいですか?

既存のBluetoothドライバをアンインストールし、PCを再起動してから、最新のドライバをインストールしてください。また、Windowsの「サービス」で「Bluetooth Support Service」が「自動」かつ「開始」になっているか確認し、必要に応じて再起動してください。

デバイスがペアリングモードになりません。どうすればよいですか?

デバイスの電源が入っていることを確認し、ペアリングモードに設定してください。多くのデバイスでは、特定のボタンを長押しすることでペアリングモードになります。詳細はデバイスの取扱説明書をご参照ください。

接続はできるが、音が途切れたり、遅延が発生します。対処法はありますか?

アダプタをUSB延長ケーブルでPC本体から離れた位置に設置することで、干渉を減らし、接続の安定性が向上する場合があります。また、ドライバを最新のものに更新し、他のBluetoothデバイスとの干渉がないか確認してください。

Bluetoothのアイコンがタスクバーに表示されません。どうすれば表示されますか?

「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」でBluetoothがオンになっているか確認してください。また、タスクバーの設定でBluetoothアイコンが表示されるように設定されているか確認してください。

これらの対処法を試しても問題が解決しない場合は、アダプタの初期不良やPCとの互換性の問題が考えられます。その場合は、メーカーのサポートにお問い合わせください。

まとめ ゲーミングpcにブルートゥースは後付け

ゲーミングpcにブルートゥースは後付けは、意外にも簡単に実現できる方法が揃っており、初心者でもすぐに対応可能です。
USBアダプタを使用すれば、複雑な設定なしでBluetooth機能を追加でき、ワイヤレス環境を快適に整えることができます。

後付けと内蔵の選択肢があるなかで、USBアダプタは手軽さと価格の面で圧倒的なメリットがあります。
一方で、見た目や拡張性を重視するなら、内蔵カードによる増設も有効な手段です。
また、ゲーム用途では遅延対策としてaptX LLなどの低遅延規格に対応した製品を選ぶことが重要です。

特に重要なポイント

  • デスクトップ型ゲーミングPCはBluetooth非搭載が多い
  • USBアダプタでの後付けは簡単・安価・ドライバ不要が多い
  • 内蔵型はスマートだが取り付けのハードルが高め
  • 低遅延モデルやBluetoothバージョンに注意して選定する

Bluetoothがないことで悩んでいた方も、この記事を通して「できる!」という実感と選び方の基準が得られたはずです。
自分に合った方法で、快適なワイヤレス環境を手に入れてください。

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この記事を書いた人

「ゲーミングPCナビ」編集長です。

PC歴10年以上・自作歴5年以上。PCやパーツを実際に検証・レビューしてきました。

「初心者でもわかりやすく、本当に信頼できる情報」をモットーに運営しています。

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