ゲーミングPCでお金をかけるところはどこ?プロが教える失敗しない予算配分の極意

ゲーミングPCって、どこにお金をかけるべきか迷いますよね。私も初めてのときは悩みました。

ゲーミングPCでお金をかけるところを知っておけば、後悔しない選び方ができますよ。この記事でその答えを一緒に見つけましょう!

この記事を読んでわかること
  • ゲーミングPCでお金をかけるところで失敗しない予算の考え方
  • 初心者でも安心できる構成パーツの優先順位と理由
  • ゲーミングPCの成功例・失敗例をもとにしたリアルな配分バランス
  • 用途別に見る、家庭向けとプロ向けそれぞれのおすすめ構成と予算感

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目次

ゲーミングPCでお金をかけるところ|まず押さえるべき重要パーツと予算配分

ゲーミングPCの性能を決めるうえで、どのパーツにどれだけお金をかけるべきかは最重要ポイントです。初心者でもわかりやすいよう、優先順位と実例を交えて解説します。

  • ゲーミングpcでお金をかけるところ・優先したい構成要素とは?
  • 予算配分の成功例・失敗例を比較
  • 初心者にも安心!よくある質問Q&A

ゲーミングpcでお金をかけるところ・優先したい構成要素とは?

ゲーミングPCを組むなら、まず「ここにお金をかけるべき」部分を知っておくのが大切ですよね。私もいくつかビルド経験を積んできたので、最新のデータとみんなの声から導き出した答えをご紹介します。

実際に、redditのコミュニティでは「GPUには予算の30〜50%くらいを割くのが標準的」といった意見が多く見られます。

たとえば「多くの人がGPUに予算の40%前後を目安にする」といったコメントもあります。

また別のスレッドでは、GPU:30%、CPU:20%、マザーボード:10%、RAM:10%、SSD:10%、電源:8%、クーラー:7%、ケース:5%程度を目安にするのが一般的だと報告されています。

つまり、GPUは予算の3〜5割CPUは2〜3割程度が基本スタンスです。この組み合わせで、ゲームの描画性能と処理性能を同時に担保する構成ができます。

なぜGPUとCPUが優先なのか?

  • GPU(グラフィックボード):FPSやグラフィック設定、4Kレンダリングなどの性能に直結。性能が足りないと画質調整で妥協したり、将来的に買い替えが必要になりやすい。
  • CPU:ゲームによってはフレームレートのボトルネックになります。特にeスポーツ系など、高FPSが求められる用途ではCPU性能も無視できません。GPUに対してCPUは1:1.5の価格構成を推奨する声もあります。

そのため私としては、まずこの2つに最もお金を注ぎ込むのが失敗しない予算配分だと考えています。

残りのパーツは?

メモリ、ストレージ、電源、マザーボード、ケースといった補助的構成要素には、GPUとCPUに割いた残りの予算を10~20%ずつ振り分けるのが一般的です。

たとえばredditの情報では、GPU:30〜40%、CPU:20〜25%、メモリ:10%、マザーボード:10%、SSD:10%、電源や冷却・ケースで残り割合という内訳が多く紹介されています。

予算配分の成功例・失敗例を比較

ゲーミングPCの前で悲しむ男性と喜ぶ男性の対比シーン

実際の予算配分で成功した例と失敗した例を比較しながら、どこに注意すべきかをお伝えします。

成功例

Redditの「buildapcforme」や「pcmasterrace」などのスレッドでは、予算の構成で、GPUに予算の35%前後、CPUに25%、残り40%をメモリ・ストレージ・電源などに割り振ったバランス型構成が好評でした。

この構成では「RTX 4070 Super相当+Ryzen 5 7600X」「16~32GB RAM」「1TB SSD」「650W PSU」という組み合わせが、1080p~1440pで快適なゲーム体験を提供し、なおかつ安定動作が報告されています(複数スレッドより総合)。

失敗例

一方、GPUに予算の50%以上を集中投資したり、CPUや電源、冷却を削りすぎた構成では、電力不足・オーバーヒート・性能低下といった不具合が多く報告されています。

実際、「GPU重視の構成にしたら、電源容量が足りずベンチマーク中にクラッシュした」という投稿もありました。

初心者にも安心!よくある質問Q&A

GPUとCPUの予算配分はどのくらいが理想ですか?

日本の自作PCガイドや専門ブログによると、ゲーミング用にGPUには全体予算の30〜40%、CPUには20〜25%を割くのがバランスがよく、推奨されています。
たとえば15万円予算なら、GPUに約5万円、CPUに3〜375千円といった配分が一例です。

メモリは16GBで十分?それとも32GBがいい?

多くの日本のガイドでは、16GBが基本ラインで十分とされています。用途によっては32GBを推奨するケースもあり、動画編集や配信をするなら32GBのほうが安心です。

SSDだけでストレージは足りますか?

NVMe SSDをOSと主要ゲーム用に最低512GB〜1TB以上確保するのが望ましいとされています。Windows Central日本版などでも、SSDとHDDの併用が利便性とコスパの両方で最適とされます

ゲーミングPCでお金をかけるところ|用途別おすすめ構成とコスト節約術

ゲームのジャンルや使用目的によって、重視すべきパーツは変わってきます。ここでは、コスパ重視で目的別に最適な予算配分と節約方法を紹介します。

  • 軽めから本格ゲームまで優先すべきパーツと順番
  • 実際のプロゲーマー構成例と家庭用ケース別予算目安

軽めから本格ゲームまで優先すべきパーツと順番

ゲーミングPCを組むときに「まずは何から決めればいいの?」と悩みがちですよね。用途や予算に応じて構成を組むコツを、整理してみました。

  1. グラフィックボード(GPU)
  2. CPU
  3. メモリ
  4. ストレージ
  5. マザーボード
  6. 電源ユニット
  7. CPUクーラー/ケースファン/PCケース

グラフィックボード(GPU) → 最優先で検討すべきパーツ

デュアルファン搭載のリアルな高性能グラフィックボードの接写イメージ

日本の自作PC系サイトやガイドでは、ゲーミングで最も重視すべきパーツとして、まずグラフィックボードを選ぶことが推奨されています。

ゲームの滑らかさや画質に直接関わるため、真っ先にスペックと価格を検討するのが基本です。

CPU → 次に性能と互換性を固める

引用

GPUをある程度決めたら、次にCPUを選びます。CPUはゲームによってはFPSのボトルネックになることもあり、GPUとのバランスが性能を左右します。

日本の入門記事でも、CPUをグラボに次ぐ重要パーツと位置付けています。

メモリ → 快適操作の基盤として必須

引用

16GBが実用ラインとして多くの情報源で推奨されており、配信や重いアプリを使うなら32GBも検討対象です。

容量不足はカクつきやスパイクにもつながるため、最低ラインとして確保しておきたいところです。

ストレージ → 快適さ向上と容量確保

木目のデスク上に置かれたシンプルなSATA接続SSD(ストレージ)の接写イメージ

ゲームやアプリの起動速度、ロード時間に大きく影響するため、NVMe SSDで500GB〜1TB以上が推奨されます。

HDD併用によって大容量を安く補えるという日本の記事も多く、バランス重視でおすすめです。

マザーボード → 決めたCPU/GPUに合わせて絞り込む

引用

CPUとGPUを決定しておくことで、マザーボードもソケット形状・メモリ規格・拡張性などが明確になり、適切なモデルを選びやすくなります。規格不一致によるミスマッチを避けるためにも、このタイミングで選定するのが賢いやり方です。

電源ユニット(PSU) → 安定稼働のための必須選択

引用

CPU・GPUの消費電力に合わせて、80PLUS認証・定格出力+20〜30%余裕を持ったモデルを選ぶことが重要。電圧不足や出力不安定はトラブルの原因になるので、必ず配慮したいポイントです。

CPUクーラー/ケースファン/PCケース → 最後に安心設計を整える

CPUクーラー、ケースファン、PCケースが木目デスク上に並べられた構成パーツのイメージ

動作温度を抑え、長期的な安定運用を可能にするために、冷却性能とケース内部のエアフロー設計を最後に固めましょう。ケースはGPUサイズや拡張性もチェックしつつ選ぶと長く使えます。

軽めから本格ゲームまでのパーツ優先順位・構成表

スクロールできます
項目優先度軽めのゲーム(例:VALORANT、マイクラ)本格ゲーム(例:Cyberpunk 2077、FF XVI)選定のポイント
GPU★★★★★GTX 1650〜RTX 3050RTX 4070〜RTX 4080以上ゲームの描画性能に直結。高画質・高解像度なら最優先。
CPU★★★★☆Intel Core i5 / Ryzen 5Intel Core i7〜i9 / Ryzen 7〜9FPS値や安定動作に影響。GPUとのバランスが重要。
メモリ★★★★☆16GB DDR432GB DDR4 or DDR5多タスク・配信・MOD使用時は32GB推奨。
ストレージ★★★☆☆SSD 500GB(NVMe)SSD 1TB以上(NVMe)+HDD併用読み書き速度が快適性を左右。NVMe推奨。
マザボ★★★☆☆B660 / A520などZ790 / X670EなどCPU・GPUとの互換と拡張性をチェック。
電源★★★☆☆550W〜600W(80+ Bronze〜Gold)750W〜850W(80+ Gold以上)安定性と寿命に直結。余裕をもった容量を。
ケース&冷却★★☆☆☆エアフロー重視のミドルタワー+標準ファンフルタワー+高性能クーラー(空冷 or 水冷)長時間プレイ時の温度管理に必須。

実際のプロゲーマー構成例と家庭用ケース別予算目安

プロゲーマーやBTOコラボモデルの構成例を紹介しつつ、ご家庭向けの予算目安も整理してみました。実際の数値とメーカー情報に基づいていますので、安心して参考にしてください。

プロゲーマー使用・コラボモデルの構成例

日本のプロゲーマーチーム(例:Crazy Raccoon、TIE、αD)とドスパラなどBTOメーカーが展開しているコラボモデルは、

CPU:Core Ultra 9/Core i7-14700F相当以上、GPU:RTX 4080〜5080、メモリ32GB、ストレージ1TB SSD以上

という構成が多く見られます 。

たとえば「GALLERIA CRA7C‑R46T(Crazy Raccoon コラボ)」では、Core Ultra 9 285K+RTX 5080+32GBメモリ+1TB NVMe SSDという非常にハイエンドな構成で、WQHDや4Kでも240fps以上を可能にする性能が特徴です。

家庭用モデルの予算別目安

スクロールできます
用途・予算帯主な構成内容想定価格帯
入門〜ライト向けCore i5〜i7 / RTX 4060〜4070 / 16GB / 1TB SSD約20〜25万円
中級〜競技性重視Core i7-14700F / RTX 4070 / 32GB / 1TB SSD約25〜30万円
高性能構成(プロ志向)Core Ultra 9 285K / RTX 5080 / 32GB / 1TB SSD約40〜60万円以上
コラボモデル例Crazy Raccoon/TIE/αDモデル約50〜60万円前後

日本のメーカー製品やBTOモデルから整理すると、プロ仕様ならRTX 5080+Core Ultra 9系、家庭向けならRTX 4060 Ti〜4070、メモリは最低16〜32GBGPU性能に応じて価格帯が大きく分かれる構成が基本です。

まとめ ゲーミングPCでお金をかけるところ

ここまでの内容を簡単にまとめると、ゲーミングPCを快適に使うためには、ただ高いパーツを選べばいいって話ではありません。

自分のプレイスタイルや使い方に合った“お金のかけどころ”を見極めることが、一番の近道です。

私も最初は「なんとなく全部中途半端」な構成にしてしまって、あとから「GPUにもっと割けばよかった…」と後悔したことがありました。

予算って限られてますから、どこを重視してどこを削るか、その見極めが大切なんですよね。

ポイントを絞ると以下の通りです。

  • GPUには全体予算の30〜40%をかけるのが基本
  • CPUはGPUとのバランスが命、20〜25%程度を目安に
  • メモリは最低16GB、配信や編集なら32GBが安心
  • 電源や冷却に手を抜くと安定性が損なわれやすい
  • 目的と解像度に応じて、構成の優先順位を柔軟に調整する

パーツ選びって、数字だけじゃ語れない“肌感”みたいなものもあるんです。

この記事が、迷いがちな構成選びのヒントになればうれしいです。
しっかり調べて、後悔のない1台をつくってくださいね。

参照元:

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この記事を書いた人

「ゲーミングPCナビ」編集長です。

PC歴10年以上・自作歴5年以上。PCやパーツを実際に検証・レビューしてきました。

「初心者でもわかりやすく、本当に信頼できる情報」をモットーに運営しています。

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