ゲーミングpcのssd2つで容量の増やし方を解説|初心者でも安心の増やす方法ガイド

ゲーミングPCを使っていると「容量が足りない」「ロードが長い」と悩む人は多いですよね。

この記事では、初心者でも安心してゲーミングpcでssdを2つを活用できる方法を、体験談を交えながらわかりやすく紹介します。読めば「これなら自分でもできそう」と思えるはずです。

この記事を読んでわかること
  • 容量の増やし方を知って、ゲームのインストール制限から解放される方法
  • ssdを2つに増やす方法を手順つきでイメージできるようになること
  • 2枚差しのメリットとデメリットを比較して、自分に合う選び方ができること
  • よくある質問をチェックして、初心者がつまずきやすい不安を解消できること
目次

ゲーミングpcでssdを2つで快適プレイを目指す基礎知識

ゲーミングPCにSSDを2つ搭載すると、ロード時間短縮や容量不足解消につながります。ここでは基本的な仕組みと導入の流れを整理します。

  • 容量の増やし方
  • ssdを2つに増やす方法
  • 2枚差しのメリットとは?ゲーム用途で得られる効果
  • 2枚差しのデメリットや注意点も確認
  • マザーボードへの挿し方
  • 初心者でもできるやり方をわかりやすく解説

容量の増やし方

ゲーミングPCにSSDをもう1枚増設すると、ゲームをたくさん入れてもスペースが足りなくなる心配がなくなる、非常に簡単で効果的な方法です。

ゲーミングPCに新しいSSDを追加すれば、インストールできるゲームの数が増え、保存容量の不足をすぐに解消できます 。

内蔵タイプのSSDなら、マザーボードにある空きスロット(M.2やSATA)に差し込むだけで増設でき、Windowsのディスク管理でフォーマットすればすぐ使い始められます。

パソコンのケースを開けるのが不安な方には、USB接続で差すだけの「外付けSSD」もおすすめ。手軽に容量を増やせます。

▼外付けでの増やし方について詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
ゲーミングpcの容量を増やす外付け|おすすめの付け方と使い方ガイド

ssdを2つに増やす方法

ゲーミングPCにSSDをもう1枚追加するには、パソコンの電源を切り、空いているスロット(M.2やSATA)に差し込み、電源ケーブルと接続して、最後にWindowsの「ディスク管理」で初期化とフォーマットをすればすぐ使えるようになります。

まず、電源を切ってからケースを開けて作業しましょう。これは安全のためです。

次に、空いているスロット(M.2や、SATA用のベイとポート)を確認して、そこにSSDをそっと差し込みます。必要なら、ねじでしっかり固定してケーブルをつなぎます。

引用

PCを起動したら、Windowsの「ディスクの管理」を開き、未使用のSSDを初期化してフォーマットします。これにより、パソコンが新しいSSDを「使える場所」として認識し、保存の準備が整います 。

2枚差しのメリットとは?ゲーム用途で得られる効果

SSDを2枚使うと、ゲームプレイ中に感じる「待ち時間」を減らし、作業やゲームの安定性を高める効果が期待できます。

  • OSやソフトとゲームデータを分けることで、読み込み速度が速くなる
    1枚目のSSDにWindowsなどを入れて、2枚目にはゲームを入れるようにすると、お互いにアクセスの邪魔をし合わずスムーズに動きます。PCWorldによると、これにより読み書きの帯域を分けられるため効果的です。
  • RAID 0で速度を倍増する使い方も可能
    データを2つのドライブに分散して保存し、一度に両方から読み書きする「RAID 0」構成にすることで、ベンチマーク上の読み書き速度が大きく向上します。ただし、壊れたときのリスクが高まる点には注意が必要です。
  • 起動やロードの待ち時間が減って体感が良い
    ゲームのロードやWindowsの起動など、頻繁にアクセスが発生する場面が速くなるため、「待ちが少ない」と感じる効果があります。XDA Developersによれば、「もう1つのSSDがあると、どのゲームも素早くロードされる」との声があります。

2枚差しのデメリットや注意点も確認

SSDを2つ使うデメリットを示す4つのシンプルなイラスト図解

SSDを2枚使うと便利な面がありますが、それでも押さえておきたい注意点もいくつかあります。

  • 費用が2倍近くかかる
    SSDを2枚購入するため、容量が同じ1枚の大きなSSDと比べるとコストが高くなります。
  • 設置や管理が少し複雑になる
    SSDを複数使う場合、取り付けや設定、フォーマット、パーティション管理などに少し手間が増えます。1枚で済むなら、「管理がシンプル」というメリットもあります。
  • マザーボードによっては共有リソースがある
    M.2スロットを2つ使うと、他のポート(たとえばSATAポート)やPCIeレーンが使えなくなる場合があります。マザーボードの説明書をしっかり確認しましょう。
  • 電力消費や発熱が少し増える可能性も
    一部のデータでは、SSDはHDDに比べて発熱や電力使用が多い場合があるとされています。ただし、使用時間や状況によっては逆になることもあるため一概には言えません。

マザーボードへの挿し方

SATAタイプとM.2タイプのSSDを並べて比較したイラスト

パソコンにSSDを取り付ける際は、「SATAタイプ」と「M.2タイプ」でやり方が少し違います。

まずは電源を完全に切り、パソコンの電源プラグも抜いて安全を確かめてから始めましょう。

SATAタイプの場合(2.5インチSSD)

  • ケースの横のふた(サイドパネル)を外します。
  • SSDを入れる入れ物(ドライブベイ)を見つけます。
  • SSDをその場所に合わせてネジでしっかり固定します。
  • 細長い2本のケーブルをつなぎます:ひとつはマザーボードとつなぐデータケーブル、もうひとつは電源とつなぐ電源ケーブルです。
  • 終わったらふたを戻して電源を入れましょう。

M.2タイプの場合(小さくて細長いSSD)

  • まず電源プラグを抜き、安全を確保します。
  • マザーボードにある「M.2スロット」を探しましょう(CPUの近くやPCIeスロットのそばなどにあります)。
  • 小さなネジを外してSSDを斜めに差し込みます。向きに注意して、ケガしないように静かに入れましょう。
  • SSDをまっすぐ寝かせて、外したネジでSSDを固定します。
  • 終わったら元に戻して電源を入れてください。

▼SSDをどこに?について詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
ゲーミングpcのssdはどこに接続する?初心者向け取り付け・増設ガイド

初心者でもできるやり方をわかりやすく解説

SSDを初心者でも簡単に2枚使えるようにするには、すすめる手順がとても簡単で、正確に進められます。

難しい道具や専門知識は不要。少しの準備と手順でOK

  • まずは パソコンの電源を完全に切り、電源ケーブルも抜いて作業の安全を確保しましょう。この基本を守れば安心です 。
  • SSDが使える空きスロットを確認して、そこに差しこむだけ。工具はドライバーだけで十分です 。
  • ケースを開けたら、 SATA SSDならケーブルを2本つなぎ、M.2 SSDならスロットに差してネジで固定するという流れです 。
  • 作業が終わったらケースを閉じて、 Windowsのディスク管理で初期化とフォーマットをすれば、すぐに使い始められます

ゲーミングpcでssdを2つ運用の実践とトラブル解決

SSD2枚を実際に運用すると、ゲームごとの使い分けや認識エラーなどの疑問が出てきます。ここでは実践例と解決策を紹介します。

  • ゲームごとの使い分け
  • SSDを認識しないときの原因と解決方法
  • いくつまで増設できる?
  • ssdは何年で壊れるの?寿命と買い替えの目安
  • よくある質問とその答えをまとめてチェック

ゲームごとの使い分け

ゲームによってSSDの使い方を変えると、より快適に遊べます。

速さを重視するゲーム(例:オープンワールドやロードが多いゲーム)

こういったゲームでは、大きな地図や画面を素早く読み込む必要があります。NVMe SSDはとても速いので、ロード時間が大幅に短くなり、テクスチャの読み込みも滑らかです。

Red Dead Redemption 2 や Cyberpunk 2077のような広いマップのゲームでは特に効果が大きく、ロード時間が半分になることもあります。

容量重視のゲーム保存や古いゲーム向け

古いゲームや、たくさんのゲームを保存するなら、SATA SSDでも十分です。速さはNVMeより劣りますが、価格あたりの容量が高く、大きなゲームライブラリを安く作れます 。

まとめ
  • ロードが速いゲームや大きなマップのゲームNVMe SSD:読み込みやすさが段違い。
  • 大量のゲーム保存や費用を抑えたいゲームSATA SSD:たくさん入れても価格が抑えられる。

▼おすすめのssdについて詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
【準備中】

SSDを認識しないときの原因と解決方法

SSDが認識されず困っているユーザーと背景の部屋を描いたイラスト

SSDがパソコンに見つからないときは、ケーブルの緩みや設定の問題など、いくつか簡単に直せる原因が多いので、落ち着いて順番に確認していきましょう。

よくある原因とその直し方

  • ケーブルの緩みや接続不良
    SSDに電気やデータを送るケーブルがゆるんでいたり、差し込みが浅いことがあります。パソコンの電源を切って、ケーブルをいったん外してから、しっかり差し直すだけで直ることが多いです。
  • BIOSの設定がオフになっている
    設定画面(BIOS)でSSDのスロットが「無効」になっている場合があります。BIOSに入り(起動時にF2やDelキーなど)、ストレージの設定からSSDが「有効」になっているか確認しましょう。
  • 古いソフトやドライバーのままになっている
    SSDが動く準備ができていても、パソコン側のソフト(ドライバー)が古いと認識できません。デバイスマネージャーから更新したり、マザーボードのファンサイトから最新を入れてみましょう。
  • SSDそのものやマザーボードの故障
    どうしても認識しない場合、SSD自体の故障やマザーボードの問題も考えられます。別のパソコンに差してテストしたり、交換や修理を検討してください。

いくつまで増設できる?

パソコンにどれくらいSSDを増やせるかは、使っているマザーボードの“場所”や“つなぎ方”によって決まります。多くのマザーボードでは合計で2~6枚のSSDを入れられます。

SSDをたくさん入れられる台数の目安

一般的な家庭用マザーボードには、SATAポートが4〜6個(2.5インチのSSDやHDDをつなぐ場所)があり、さらに、M.2スロットが1~4つあるのが普通です。ですから、合計で2〜6枚のSSDは搭載できることが多いです。

たとえばASRockのボードでは、M.2スロットが2つに加えてSATAポートが4つある設計もあります。この場合、設定次第で最大6枚のSSDをつなげることができます。

ssdは何年で壊れるの?寿命と買い替えの目安

SSD(ソリッドステートドライブ)は読み書きの回数に限りがあり、それが寿命につながります。使い方や性能によっても寿命は変わります。

多くのメーカーは「5〜10年」と使える寿命を公表しています。しかし、実際の平均寿命はもっと短くなることが多いです 。

TBW(トータル・テラバイト・ライト)という指標で寿命が語られることが多く、たとえば「256 TBW」とあれば、その量を書き込んだら注意が必要になります。

通常の使い方をしていれば、10年で約80 TBW書き込むことが多く、寿命を超える心配は少ないとされています。

よくある質問とその答えをまとめてチェック

「SSDを2枚使いたいけど、何枚まで増やせるの?

マザーボードに空いているスロットがある限り、いくつでも増やせます。実際に、7枚のSSDを使っている人もいます。例えば、「M.2が4枚、SATAが3台あるから全部で7枚使える」という体験談もあります。

2枚目のSSDにOS(Windows)を入れるにはどうすればいい?

今のSSDに入っているWindowsをまるごとコピー(クローン)すれば、2枚目にも同じOS環境を移せます。わざわざ最初からインストールし直す必要がなくなります。

SSDとHDDって、何が違うの?

SSDは中に動く部品が静かで速く、データを読み書きするのもすごく速いです。一方、HDDは中に盤が回っているので、少し遅くて音がします。でも、同じ大きさならHDDの方が安いことが多いです。

まとめ ゲーミングpcでssdを2つ

ここまでの内容を簡単にまとめると、SSDを2枚入れる工夫は意外と身近な方法です。私自身、最初は「難しそう」と身構えていましたが、やってみると拍子抜けするくらいスムーズでした。

容量不足に悩まされていたゲーム環境も一気に解消できて、ロードの待ち時間が減ったことは体感として大きな違いでした。とくにオンライン対戦やオープンワールドのタイトルでは、もう戻れないなと実感するほど快適さが増しました。

ポイントを絞ると以下の通りです。

  • SSDを2枚にすると、容量不足をすぐに解決できて安心感が大きい
  • OS用とゲーム用に分けると動作が安定し、ロードもぐっと速くなる
  • デメリットは費用や発熱で、導入前に環境をよく確認しておく必要がある
  • 取り付け手順はシンプルで、初心者でも少し注意すれば無理なく進められる
  • 増設できる枚数や寿命の目安も把握しておくと、後悔せずに使える

ゲームを思い切り楽しむためには、ストレージの使い方が意外とカギになります。SSDを2枚組み合わせるのは、コスパと快適さを両立できる選択肢のひとつです。もし迷っているなら、一度トライしてみる価値は十分にあると思います。

参照元

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この記事を書いた人

「ゲーミングPCナビ」編集長です。

PC歴10年以上・自作歴5年以上。PCやパーツを実際に検証・レビューしてきました。

「初心者でもわかりやすく、本当に信頼できる情報」をモットーに運営しています。

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