ゲーミングpcの容量を増やす外付けの使い方を調べていると、不安や疑問がいくつも浮かんできますよね。私も容量不足で悩んだ経験があり、外付けで増やして本当に助かりました。
この記事ではゲーミングpcの容量を増やす外付けの使い方を初心者でも安心して理解できるようにまとめています。読めば自分に合った方法が見えて、スッキリ解決できるはずです。
- 容量を増やす方法や基本のポイントがわかる
- ssdとhddはどっちがいい?の答えが見つかる
- 外付けssdのデメリットや注意点が理解できる
- ゲームのインストールや容量の確認方法まで実践的に学べる
ゲーミングpcの容量を増やす外付けの使い方|初心者でもわかる基本知識と選び方

ゲーミングPCで容量を増やす外付け利用は、初心者でも手軽に導入できる拡張方法です。ここでは基礎知識と正しい選び方をまとめます。
- 容量を増やす方法
- ssdとhddはどっちがいい?
- 外付けssdでゲームはできる?遅い?
- 外付けssdのデメリットは?
- ゲームのインストールはできる?
- 容量の確認方法
容量を増やす方法
ゲームで容量が足りなくなったときにおすすめなのが、パソコンの外側にある「外付けストレージ」を使う方法です。
SSDやHDDといった外付けドライブなら、USBケーブルに差し込むだけで機械が簡単に認識してくれるので、初心者の方でも手軽に容量を増やせます(外付けストレージは買ってつなぐだけで容量を増やせる、というのが魅力です)。
さらに、ゲーミング用途にも外付けSSDは十分使えます。USB 3.0 以上の速度のあるポートにつなげば、内部ストレージとほぼ同じ感覚でゲームをプレイできます。
実際、テストでは読み込み速度の差がほとんど体感できないこともあり、多くのゲームで問題なく動作することが確認されています。
また、古いSSDやHDDを使って外付けストレージとして活用する方法もあります。ドライブをUSB接続のケース(エンクロージャー)に入れてフォーマットすれば、新しい外付けドライブとして使えます。データをクローンするソフトがついたキットも市販されていて、それを使えば手軽に移行できます。
▼メモリにについて詳しいことはこちら
【準備中】
ssdとhddはどっちがいい?

SSD(ソリッドステートドライブ)は、データを電気で保存する仕組みで、動くパーツがありません。そのため、次のようなメリットがあります。
- 読み込みや書き込みがすごく速い:例えばSSDならファイルの読み込みが平均で500〜3,500MB/sになりますが、HDDは普通30〜150MB/sです(約10倍以上の差があります)。
- 静かで軽く壊れにくい:動く部分がないので音がなく、落としても壊れにくい構造です。
- 発熱が少なく消費電力が低い:HDDに比べてたくさん電気を使わず、冷却ファンの負担も減ります。
一方、HDD(ハードディスクドライブ)は、円盤がくるくる回ってデータを読み書きする仕組みです。特徴はこうです。
- たくさんの容量が安く手に入る:HDDは1GBあたりの価格がお得なので、大量のデータ保存向きです。
- 長く使われてきた技術なので信頼性が高め:昔からある仕組みで、突然壊れるリスクも比較的低いこともあります(状況によります)。
外付けssdでゲームはできる?遅い?
ただし、快適に遊ぶためにはいくつか条件があります。USB接続の規格や速度がポイントになります。
- USBの速度が鍵
USB 3.2 Gen2(またはそれ以上)対応なら、読み込み速度は約500MB/s以上を期待でき、体感上は「遅い」と感じることはほとんどありません。 - 一部のゲームでは注意が必要
USB 3.2(約1050MB/s)の外付けSSDでも、内部のM.2 SSDと比べて「ほとんど違いを感じない」との声が多く、実際に「すべてのゲームが完璧に動いた」という体験談もあります。
一方で、高い負荷のゲーム(例:Rustなど)では内部SSDが推奨されるとの情報もあります。 - USBの世代に注意
古いUSB 2.0やUSB 3.0では速度が不足し、ゲーム中に読み込みが遅くなったりカクついたりすることがあります。USB 3.2以上のポートを使うことが重要です。
外付けssdのデメリットは?
外付けSSDは便利ですが、注意しておきたいポイントもあります。以下、正確にまとめました。
- 価格が高め
外付けSSDはHDDに比べて、容量あたりの金額が高くなりがちです。特に大容量モデルや信頼性の高いタイプほど価格が跳ね上がります。 - USBポートと接続が必要
外付けSSDはPC本体のUSBポートを使うため、使えるポートが少ないと接続が大変になったり、別の機器をつなぐ余裕がなくなることがあります。 - 外れやすさによるリスク
ケーブルが途中で抜けたり、接触が悪くなるとゲームが中断されたり、データが壊れることもあります。 - USB速度の制限がある場合も
内蔵SSDよりも速くはないことがあり、特に古いUSB規格(USB3.0以下)では速度が足りず、動作に不安が出ることがあります。 - 寿命の制限
SSDは書き込み回数に限りがあり、使い続けると徐々に劣化していきます。また、突然の電源断などで書き込みが中断されると、データ全体が壊れることもあります。 - 衝撃への弱さ(端子部分)
本体自体は衝撃に強い設計が多いですが、USB端子や内部の部品は精密で壊れやすいため、扱いには気を使う必要があります。
ゲームのインストールはできる?

はい、外付けSSDにゲームをインストールすることは十分可能です。ただし、快適に使うためにはいくつかのポイントを押さえておくと安心です。
多くのゲームが外付けSSDにインストールできます。Steamでは、設定から外付けドライブをライブラリに追加すれば、そこへゲームをインストールして遊ぶことができます。
ただし、内部SSDと比べると速度が少し遅い場合があります。重たいゲームでは内蔵に入れた方が快適かもしれません。
接続方法や環境によっては不安定になる可能性も。USBケーブルの抜き差しが途中で行われると、ゲームが使えなくなる場合があります。
一部のゲームやストアでは外付けインストールができないこともあります。特にMicrosoft Storeでは、外付けSSD(例:Dドライブ)へのインストールが選べないケースもあるため、その場合は設定やフォーマット設定の見直しが必要です。
コンソール(ゲーム機)では制限がある場合も。例えばPS5では、外付けSSDにゲームを「保存」はできますが、「そのままプレイすること」はできず、内部ストレージに戻す必要があります。
容量の確認方法
外付けSSDの容量を確認すると、今どれくらいデータを入れられるかがすぐ分かって安心です。以下は、パソコンでの確認方法を誰にでもわかるようにまとめました。
エクスプローラーでサクッと確認できる

パソコンに外付けSSDをつないだら、まずエクスプローラー(フォルダのアイコン)を開いてください。「PC」や「This PC」という場所に、外付けSSDの名前(例:Eドライブ)が出ます。
それを右クリックして「プロパティ」を選ぶと、全体の容量、使っている使用領域、空いている空き容量が一覧で見られます。すごく簡単です。
設定画面からも確認できます
より詳しい情報が欲しいときは、Windowsの「設定」→「システム」→「ストレージ」で確認できます。ここでは外付けSSDも含めたストレージ全体の使用状況が見られ、アプリや一時ファイルなど、どんなものが容量を使っているかもわかります。
ディスク管理ツールでも確認可能
もう少し詳しい見方をしたいときは、「ディスク管理」という専用ツールが使えます。
Windowsの検索に「ディスク管理」または「diskmgmt.msc」と入力して開くと、グラフで外付けSSDが認識されます。「容量」や「空き容量」を一目で確認できるので便利です。
ゲーミングpcの容量を増やす外付けの使い方|実践的な手順とおすすめ機材
実際に外付けSSDを取り付け、使いこなすための手順やおすすめ機材を解説します。実体験やレビューを交えて初心者でも安心です。
- 外付けssdの付け方
- 外付けssdの使い方
- おすすめの機材
- よくある質問
外付けssdの付け方
外付けSSDの取り付けはとても簡単です。少しの手順を踏むだけで、すぐに使えるようになります。以下に安心して進められる、やさしいステップをご紹介します。

パソコン側にあるUSB端子が「USB‑A」か「USB‑C」かをまず確認しましょう。
外付けSSDが対応していない端子に接続すると、正しく動かない場合があります。アダプターを使っても動作しないケースがあるので、できれば端子の種類を合わせるのが安心です。
▼USBについて詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
【準備中】
付属のUSBケーブルを使って、外付けSSDとパソコンをつなぐだけで物理的な接続は完了です。多くのケースでは、そのままパソコンが自動で認識してくれます。
もしエクスプローラーにSSDが表示されない場合は、「ディスク管理」ツールを開いて認識状況を確認してください。フォーマット(初期化)されていない場合は、そこでフォーマットを実行すれば使えるようになります。
もしMacやスマホ、テレビなどでも使いたい場合は、互換性のある「exFAT」形式にフォーマットするのがおすすめです。Windows専用なら「NTFS」形式でもOKです。
外付けssdの使い方
外付けSSDは、パソコンやスマホにつなぐだけでかんたんに使える便利なデータ保存場所です。写真や動画の保存、バックアップにもぴったりです。
USBに差すだけで使える
外付けSSDをUSBケーブルでパソコンにつなぐと、すぐにフォルダーやファイルを確認できます。
エクスプローラーやFinderなどでアイコンが表示され、ドラッグ&ドロップでファイルの読み書きができるようになります。
何にでも使える便利さ
ゲームのデータ保存はもちろん、動画や写真のバックアップにも使えます。テレビやゲーム機(例:PS4やPS5)への接続も可能なので、さまざまな機器で活用できます 。
保存やバックアップも直感的
データを移したいときは、画面のウィンドウでファイルやフォルダーを選び、外付けSSDにそのままドラッグすればOK。とても簡単です。
安全に外すことも大事
保存中やコピー中に外付けSSDを抜くと、データが壊れたりSSD自体の寿命が短くなることがあります。「ハードウェアの安全な取り外し」機能を使って、データが完全に終わってから取り外しましょう 。
おすすめの機材
外付けSSDを選ぶときは「速さ」と「耐久性」、そして「コスパ」をチェックしましょう。以下はゲーム用途にも安心の人気モデルです。
ポータブルSSD 500GB ESD-EJ0500GBKR エレコム
PS5やPS4でも使えるほど互換性が高く、耐衝撃性のある設計で安心感があります。価格も手ごろで「気軽にゲーム用に増設したい」という人にぴったりです。

バッファロー SSD 外付け USB3.2 Gen2
ケーブルなしですっきりつなげるスティック型。USB 3.2 Gen2対応で読込速度は約1050 MB/sと高速なので、ゲームロードやデータ転送も快適です。

モデル名 | 特長 | おすすめポイント |
---|---|---|
エレコム ポータブルSSD | 耐衝撃でPS対応、5 Gbps(USB 3.2 Gen1) | 耐久重視・ゲーム機との互換性が高い方向け |
スティック型SSD | ケーブルなし・高速(約1050 MB/s) | コンパクトかつ手軽さ重視のユーザーに最適 |
▼卒付けSSDのおすすめについて詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
ゲーミングPC向け外付けSSD増設のおすすめモデルの選び方ガイド
よくある質問
- フォーマットは必要?
-
ほとんどの外付けSSDは、届いたときにはすでに使えるように準備されています。
たとえばASUSの製品の場合、工場出荷時にパーティションが設定済みなので、接続するだけで使えます。必要に応じて別の形式(例:exFAT)に変更することもできますが、その際は大切なデータをバックアップしておいてください。フォーマット後は元のデータが消えます。 - SSDが認識されないときはどうする?
-
SSDが表示されないときは、パソコンの「ディスク管理」ツールで確認してみましょう。
特に初期フォーマットがされていない場合は、ここでフォーマットやドライブ名の設定が必要です。設定後はエクスプローラーなどで普通に認識され、使えるようになります。 - ゲーム機(PS5など)で使える?
-
外付けSSDはPS4や多くのPCでそのまま使えることが多いですが、PS5では少し違います。
PS5はメーカー指定の形式でないと「直接ゲームをプレイできない」ことがあります(保存はできても、プレイには内部ストレージに戻す必要がある場合も)。この点は、接続先の機器ごとの仕様をチェックするのが安心です。
まとめ ゲーミングpcの容量を増やす外付けの使い方
ここまでの内容を簡単にまとめると、外付けSSDは「容量不足で悩む人」にとって手軽で心強い味方になります。
私自身、最初は設定や接続に戸惑いましたが、慣れてみると拍子抜けするほどシンプルでした。とくにゲーム環境では、ロードの速さや安定性がプレイ体験を大きく変えてくれます。
ポイントを絞ると以下の通りです。
- 外付けSSDはUSB接続するだけで簡単に容量を増やせる
- SSDは高速で静か、HDDは安価で大容量という違いがある
- USB規格が古いと速度が出ないので3.2以上の確認が大切
- ゲームのインストールも可能だが一部環境では制限がある
- 安全な取り外しや寿命管理を意識すると長く快適に使える
容量がいっぱいで困っているときに「まだ買い替えなくても大丈夫」と思えるのは、気持ち的にも安心感があります。だからこそ、自分のスタイルに合わせてうまく活用してみてください。
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