ゲーミングpcを全部揃えるって、正直ハードル高く感じますよね。私も最初は「何から選べばいいの?」と不安だらけでした。でも、ちゃんと知れば大丈夫。
この記事では、ゲーミングpcで全部揃えるときに必要な知識や予算の考え方を、初心者向けにやさしくまとめています。
- 初心者が最初に知るべきパーツと性能の基本
- 便利な周辺機器や選び方のコツ
- 全部揃えるときの予算配分と優先順位の考え方
- セット購入と単品購入の違いやおすすめのショップ情報も網羅
ゲーミングpcで全部揃えるための基本知識と準備ポイント
ゲーミングpcを全部揃えるには、本体構成や周辺機器の知識、予算配分の基礎を理解することが重要です。ここでは初心者にも分かりやすくポイントを解説します。
- ゲーミングpcを全部揃える初心者がまず知っておきたい性能と必要パーツ
- 揃えるべき周辺機器 便利グッズ一覧
- 実際に全部揃えるときの予算配分と優先順位の決め方
ゲーミングpcを全部揃える初心者がまず知っておきたい性能と必要パーツ
まず押さえておきたいのは「フレームレート(滑らかさ)」は主にGPUが決め、CPUは高リフレッシュレート時やCPU負荷の高いタイトルで効いてくる—という基本の役割分担です。
RAMは“16GBが最頻”ですが“32GBが急伸”しており、今は16GBを下限・32GBを推奨の目安にすると余裕が持てます。
ストレージはNVMe SSD一択で、Windows 11のDirectStorageに対応するゲームではロードが短くなり、I/Oの多い場面でもCPU負荷を5〜10%程度に抑えつつ高速化できます。
電源は将来のGPUを見据えてATX 3.1/12V-2×6対応を選ぶと相性と安定性の面で安心です。
マザーボードは拡張性とケースのサイズを合わせて選び、ATXは拡張スロットやメモリスロットに余裕がある“標準解”です。
ディスプレイのリフレッシュレート(例:144Hz/240Hz)と実測フレームレートの整合も体感に直結するので、GPU性能とセットで考えましょう。
また、近年のタイトルでは高解像度・高画質時にVRAM容量が不足するとカクつきが出る事例もあるため、VRAMサイズにも気を配ってください。
必要パーツ(役割と選び方の目安)
- CPU:描画以外のゲーム処理を担う“司令塔”。高fpsやCPU寄りのゲームでは上位モデルが効きます。
- GPU:フレームレートの中核。解像度・狙うfpsに合わせてグレードを選定(例:WQHD/高fpsなら中上位)。
- メモリ:16GBを下限、快適重視なら32GB。バックグラウンドも考えると余力が安心です。
- ストレージ:PCIe NVMe SSD推奨。DirectStorage対応作は読込高速化の恩恵大。
- マザーボード:対応ソケット・拡張性・フォームファクター(ATX/mATX/ITX)を用途とケースに合わせる。
- 電源:余裕を持った容量(将来のGPUも想定)+ATX 3.1/12V-2×6対応だと最新GPUと好相性。
- ケース/冷却:パーツ長・高さが入るか、吸排気とラジエーター/空冷クーラーの搭載性を確認。
- OS:Windows 11が最新のゲーム機能(例:DirectStorage)に対応。
- 表示・入力機器:狙うfpsに合うリフレッシュレートのモニター、低遅延のマウス・キーボードを用意。
この順番で“役割→現実的な目安→相性”を押さえていけば、無駄なく「全部揃える」計画が立てやすくなります。
揃えるべき周辺機器便利グッズ一覧
ゲーミングPCを快適に使うには、モニターや入力デバイスだけじゃなくて、周辺機器の強化が超重要です。
最近の市場でも、ゲーミングアクセサリーは年々需要が増えていて、2024年には世界で106億ドル、2025年には118.8億ドルに達する見通しという調査結果もあるんですよ。
2033年には296億ドルまで成長する予想もあって、その広がりっぷりにはびっくりです。
で、実際に「揃えておいてホント良かった!」と思えるお役立ちグッズはこちらです:
- ゲーミングモニター:滑らかで視認性高いリフレッシュレート(144Hz、240Hzなど)は体感に直結。没入感もアップしますし、多くのプロがまずアップグレードするポイントです。
- ゲーミングマウス&メカニカルキーボード:レスポンス、操作精度、打鍵感…どれもゲーム中のパフォーマンスに直結。特にマウスはDPI調整機能付きが便利だし、キーボードは物理的な反応の速さがやっぱり強み。
- ヘッドセット(またはヘッドホン+マイク):音の臨場感が違うと相手の位置把握にも差が出ます。最近の記事では「ゲーミングヘッドセットより、ちゃんとした有線ヘッドホンとUSBマイクの組み合わせの方が音質もクリアでおすすめ」って意見も出てるんですよ。
- デスクパッド/リストレスト:長時間プレイで手首疲れると、操作精度にも響くんです。特に「大きめのデスクマット、本当にゲームしやすくなるからおすすめ!」って声もRedditでも多かったです。
- 外付けストレージ(SSDなど):ゲームの容量、どんどん増えますよね。SSDを外付けで用意しておくと、内蔵の空きに余裕ができておすすめです。
- コントローラー(ゲームパッド):ゲームのジャンル次第で、キーボード・マウスよりこっちの方が楽!って場面もあります。特にXboxコントローラーはPCでも評判良くて、安定の選択肢です。
ちょっと補足すると…
トッププロやeスポーツでも、マウス・キーボード・ヘッドセットは「鉄板」、シミュ系や特定ジャンルではコントローラーやホットキー型のデバイスが使われてます。
選び方もジャンルやスタイル次第なので、気になるジャンルがあったらぜひ教えてくださいね!
実際に全部揃えるときの予算配分と優先順位の決め方
ゲーミングPCを“全部揃える”となると、どこにお金をかけて、どこを抑えるのが正解か悩みどころですよね。
自分もそうだったんですが、「どうせなら無駄なく、ちゃんと使える構成にしたい!」という気持ちが強くて、いろいろ調べてまとめてみました。
まず、最優先はGPUとCPU。ここに予算の40〜55%を注ぎ込むのが基本です
グラフィック性能がゲーム体験の質に直結するから、GPUにはしっかり投資しましょう。さらに、CPUをケチりすぎるとフレームレートが安定しなかったり、背景処理でモタつくこともあるので注意です。
次に、RAMやストレージ、マザーボードや電源などに10〜15%ずつ割くのが目安です
特に、最低限16GB、可能なら32GBあるとゲームの快適さが段違いに上がります。
ストレージもNVMe SSDなど高速なものを選ぶことで、ロード時間が劇的に短くなるというゲーム環境の快適さに直結する投資です。
さらに、ケースや冷却(CPUクーラー/ファンなど)は予算の5〜10%を見込んでおくのが安心
空冷か水冷かなどにより変動しますが、熱対策を怠るとパーツ寿命にも影響してしまいます。一方で「RGBとか見た目の派手さ」は性能には寄与しないので、思い切って削ってOKです。
予算配分のモデル例(予算20万円の場合)
パーツ | 割合 | 想定配分(円) |
---|---|---|
GPU(グラボ) | 35% | 約70,000円 |
CPU(プロセッサ) | 20% | 約40,000円 |
メモリ(RAM) | 10% | 約20,000円 |
ストレージ (NVMe SSD) | 10% | 約20,000円 |
マザーボード | 10% | 約20,000円 |
電源ユニット (PSU) | 5% | 約10,000円 |
ケース | 5% | 約10,000円 |
冷却(CPUクーラー等) | 5% | 約10,000円 |
このように割り当てると、性能・安定性・将来の拡張をバランスよく確保できます。
▼予算配分について詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
ゲーミングPCでお金をかけるところはどこ?プロが教える失敗しない予算配分の極意
ゲーミングpcで全部揃えるときの選び方・購入方法・失敗回避術
ショップやメーカーの選定、セット購入と単品購入の比較、失敗しないためのコツを紹介します。初心者でも安心して構成を決められるよう具体例を交えて説明します。
- 全部揃える際のショップ・メーカー比較
- おすすめセット購入例と単品購入の違い
- よくある質問とその回答
全部揃える際のショップ・メーカー比較
ゲーミングPCを“全部揃える”際、どこで買うのが安心かって悩みますよね。私もいろいろ比較して、最終的に納得できるショップを選んだ経験があります。
信頼性や保証、カスタマイズ性まで含めて3つの代表的な選択肢を紹介します。
ドスパラ(GALLERIAシリーズ)
秋葉原だけでなく全国展開しているBTOショップで、「GALLERIA」は性能ごとにR→X→Z→Uとラインナップが分かれていて、初心者でも選びやすいのが魅力です。
国内最短翌日納期が可能で、レビュー評価でもコスパ・納期ともに高評価を得ています。
マウスコンピューター・パソコン工房・フロンティアなど(大手BTOメーカー)
複数のショップが比較ランキングで上位に入っていて、信頼性と幅広いカスタマイズ性が魅力です。例えば、マウスコンピューターは3年保証、パソコン工房やフロンティアは店舗数やレビュー評価が高く安定した支持があります。
他の注目ショップ
- パソコンショップSEVEN:ケースやライティングなども自在にカスタマイズでき、高性能かつ静音性にも配慮された構成が可能です。
- 玄人志向(Kuroutoshikou):ブランドとしてのBTOではありませんが、自作パーツの選択肢として価格重視の人に支持されています。国内向けに低価格で提供しているのが特徴です。
使い分けポイント比較(私の視点)
ショップ/メーカー | 強みのポイント | 初心者におすすめする理由 |
---|---|---|
ドスパラ(GALLERIA) | 細かく構成が選べて、最短翌日納品。丁寧なサポートも魅力。 | 「どれを選べばいいか分からない…」という人でも簡単。 |
マウス・パソコン工房など | 各社で保証期間や店舗規模、カスタマイズ性が異なる。比較サイトでも高評価。 | 予算や希望に応じて最適なバランスを自分で選びたい人向け。 |
パソコンショップSEVEN | 見た目のこだわりも叶うハイエンド構成や静音性重視構成が特徴。 | 見た目も性能も妥協したくない人にぴったり。 |
玄人志向(Kuroutoshikou) | コスト重視の自作派向けにぴったりなパーツ構成が可能で、国内サポートも軽量。 | 自作初心者で価格優先、でも日本語サポートが欲しい人向け。 |
おすすめセット購入例と単品購入の違い
ゲーミングPCをそろえるにあたって、セット購入(BTOなど)と単品購入(自作)、どちらが自分に合っているか悩む方は多いですよね。
信頼できるメーカー情報を調べて整理してみました。
セット購入(BTO/プリビルトPC)のメリット
- 面倒な組み立て不要・すぐ始められる
メーカーが組み立て・動作チェックまで行って届けてくれるので、届いてすぐ遊べます。 - 保証が本体まるごとカバーされて安心
パーツ単体の保証ではなく、PC全体にサポートがあるので、故障時に頼りになります。 - 近頃はミドルレンジでコスパが良いことも
メーカーがまとめて部品を仕入れることで、中価格帯ではセット購入の方が安くなるケースも増えています。
単品購入(自作PC)のメリット
- パーツを細かく選んでカスタマイズ可能
自分好みのブランドや機能を盛り込めるのが、最大の魅力ですね。 - コストを抑えやすい
各ショップを比較しておトクな価格でパーツを揃えられるので、トータルでは安くなることが多いです。 - PCの知識が身につく
自作することで各パーツの役割や仕組みを理解でき、将来のトラブルやアップグレードにも強くなれます。
バランス感のある選び方―まとめると:
- 手間や時間をかけたくない初心者さん → セット購入が安心・簡単。保証・サポート付きで失敗も少ないです。
- パーツにこだわりたい、自分で作りたい方 → 単品購入で自由度も高く、コスパ面でも優位なことが多い。
▼おすすめのスターターセットについて詳しいことはこちらの記事で紹介しています。
ゲーミングpcスターターセット安いモデル5選|初心者に最適なコスパ重視のセットを厳選紹介!
よくある質問とその回答
- ゲーミングPCって高い?10〜20万円じゃ足りない?
-
そんなことないですよ!最近では10〜15万円台でも、人気ゲームが普通に遊べる基本構成のゲーミングPCが手に入ります。さらに、16〜30万円あれば、高画質設定でも快適にプレイ可能なモデルも多く、コスパ重視のモデルも豊富です。
- 自作PCは初心者でも大丈夫?むずかしくない?
-
確かに自作には知識が必要ですが、最初にBTO(受注生産)で経験を積んでからチャレンジするのもアリです。自作PCはパーツ同士の相性や組み立ての丁寧さが大切ですが、オンラインの組み立て解説や専門店スタッフに相談しながら進めれば、初心者でも十分可能です。
- グラフィックボードってそんなに重要?
-
すごく重要です。ゲーミングPCにおいて、グラフィックボード(GPU)とCPUが最も影響力のある主要パーツです。GPUがなければ、最新3Dゲームはまともに動かせません。まずこの2つの性能を重視して選びましょう。
まとめ ゲーミングpcで全部揃える
ここまでの内容を簡単にまとめると、ゲーミングpcで全部揃える」って、思ったよりちゃんと順序と考え方があるなぁと実感しました。
全部一気に揃えるのってたしかに大変なんだけど、「何にどれだけかけるか」が見えてくると、無駄なく、かつ満足度の高い構成ができるんです。
あと、見落としがちな周辺機器こそ、プレイ中の快適さを大きく左右するって、使ってみてよくわかりました。
ポイントを絞ると以下の通りです:
- GPUとCPUで全体予算の半分前後を使うのが基本
- RAM・SSD・マザボ・電源などは10~15%ずつでバランスよく
- モニターや入力デバイスも快適性に大きく関わるのでケチらない
- セット購入は安心感、自作は自由度とコスパが魅力
- 迷ったらBTOショップをうまく活用して失敗リスクを減らすこと
特に初心者さんは「何から揃えるか」だけじゃなく、「何を優先するか」も大事なんだなと、実際に揃えてみて強く思いました。
予算に限りがあるからこそ、まずは土台になる性能から、そして快適さを支える周辺機器へと段階的に選んでいくのがオススメです。
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